トロロッソの記事一覧

2019/12/19

トロロッソ 歴代F1マシン | 2020年からアルファタウリにチーム名変更

スクデリア・トロロッソというチーム名は、2019年のF1世界選手権を持って終幕。2020年からはアルファタウリとしてF1を戦っていく。 トロロッソは、2015年にレッドブルがミナルディを買収して設立。レッドブルの若手ドライバーを育成するジュニアチームとして誕生... 続きを読む

2019/12/19

アルファタウリ・ホンダF1のニューマシン公開日が決定。オーストリアで発表会を開催

 スクーデリア・トロロッソは、アルファタウリと改名して迎える初のシーズンに走らせるマシンの発表日を明らかにした。

 2006年からF1に参戦しているトロロッソは、2020年にはレッドブルが所有するファッションブランドであるアルファタウリをチーム名とすることが決まっている。新たなスタートを迎える同チームは、ニューマシンを2月14日に披露することを発表した。発表会はオーストリア・ザルツブルク空港に親会社レッドブルが所有する施設『ハンガー7』で開催される。

レッドブル系ファッションブランド『アルファタウリ』のロゴ
レッドブル系ファッションブランド『アルファタウリ』のロゴ

 2019年、トロロッソは2回の表彰台を獲得して、チーム史上ベストタイのコンストラクターズ選手権6位を獲得した。アルファタウリとして参戦する2020年には、ホンダとのパワーユニット(PU/エンジン)契約3年目を迎える。ドライバーは2019年から変更なく、ダニール・クビアトとピエール・ガスリーを起用。一方で、名称変更に伴い、チームカラーがブルーから一新される可能性がある。

 2020年のシーズンオフテストは2月19日にスタートする。

■2020年F1新車発表会スケジュール
フェラーリ:2月11日
アルファタウリ・ホンダ:2月14日

2019/12/16

トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー「目標はレッドブル復帰」

ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)は2020年に向けて明確な目標を設定している。 今季レッドブル・ホンダのドライバーに抜擢されたガスリーだったが、思うような結果が残せず、第13戦ベルギーGPからアレクサンダー・アル […]
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2019/12/16

【動画】 トロロッソ・ホンダF1、ピエール・ガスリーにドッキリを仕掛ける

トロロッソ・ホンダF1チームは、F1アブダビテストでピエール・ガスリーにドッキリを仕掛けた。 2019年シーズンを締めくくる最後のセッションとなったF1アブダビテスト。夏休み後にチームに復帰したピエール・ガスリーは2日目のテストを担当し、4番手タイムを記録... 続きを読む

2019/12/12

「クビアトは来年ガスリーに勝たなくてはならない」とシロトキン

ダニール・クビアトが再びレッドブルのシートを獲得するためには、2020年にチームメートのピエール・ガスリーに勝たなくてはならない。 そう語ったのはクビアトと同じロシア出身ドライバーのセルゲイ・シロトキンだ。 シロトキンは […]

2019/12/12

ガスリー「トロロッソF1への降格を告げられた時、不公平だと思った」

 ピエール・ガスリーは、レッドブル首脳からトロロッソに戻るよう言われた時のことを振り返り、フェアではないと感じ、不満を覚えたと語った。

 10日、ガスリーはフランスの新聞L’Équipeの企画で、1時間にわたって読者からの質問に答えた。そのなかでガスリーが語ったところによると、レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは当初、少なくとも2019年シーズン末まではレッドブル・ホンダから動かさないと話していたという。2019年にトロロッソからレッドブルに昇格したガスリーは、首脳陣が満足するような成績を挙げることができず、サマーブレイク中にトロロッソへの復帰を言い渡された。

「僕にとって重要なのは、ポジティブな気持ちを維持して前に進むことだ」とガスリーは言う。
「このニュースを告げる電話を受けた時、苛立ちを覚えた。この決定はフェアじゃないと感じたからだ。レッドブルでの6カ月間、悔しい思いをしてきた。自分のポテンシャルの80パーセントしか発揮できておらず、向上するための手段も与えられていなかったんだ」

「でもこの悔しさをポジティブなエネルギーに変えようと決心した。そうして挽回しようとしたんだ。言葉にするよりも、答えをコース上で出したいと思った。僕は速さを失ってなどいないということを、結果で証明したかった」

■「守られなかった約束がある」とガスリー

 レッドブルとの半年に何があったのかと聞かれ、「チームと僕の間にとどめておくべき事柄がある」とガスリーは答えた。
「F1は過酷な世界だ。金や政治が影響する場合もある。決定にかかわるそういう要素すべてを考慮に入れるべきだ。そうしないのは考えが甘すぎる」

「ヘルムートはいくつかの約束をした。僕はアブダビまではチームにとどまると、彼は言った。いくつか守られない約束があり、がっかりしたこともある。でもF1では重要なのはパフォーマンスだけではないということは分かっている」

「僕は自分自身のことに集中したい。僕自身にももっと他にやれることがあったと思う。それは分かっている」

「僕はまだ23歳だ。いつか世界チャンピオンになるという野望を持っている。長い目で見れば、今年経験したことはいずれ教訓として役立つだろう」

2019年F1第20戦ブラジルGP ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)が2位表彰台を獲得
2019年F1第20戦ブラジルGP ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)が2位表彰台を獲得

 ベルギーGPからトロロッソに戻ったガスリーは本来の力を発揮し始めた。4戦連続で予選Q3に進出、ブラジルGPでは2位表彰台を獲得し、2020年にトロロッソに残留することもすでに確定している。ガスリーと交代する形でレッドブルに昇格したアレクサンダー・アルボンは、首脳陣から高く評価され、2020年に向け契約を延長した。

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2019/12/12

ガスリー「トロロッソF1への降格を告げられた時、不公平だと思った」

 ピエール・ガスリーは、レッドブル首脳からトロロッソに戻るよう言われた時のことを振り返り、フェアではないと感じ、不満を覚えたと語った。

 10日、ガスリーはフランスの新聞L’Équipeの企画で、1時間にわたって読者からの質問に答えた。そのなかでガスリーが語ったところによると、レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは当初、少なくとも2019年シーズン末まではレッドブル・ホンダから動かさないと話していたという。2019年にトロロッソからレッドブルに昇格したガスリーは、首脳陣が満足するような成績を挙げることができず、サマーブレイク中にトロロッソへの復帰を言い渡された。

「僕にとって重要なのは、ポジティブな気持ちを維持して前に進むことだ」とガスリーは言う。
「このニュースを告げる電話を受けた時、苛立ちを覚えた。この決定はフェアじゃないと感じたからだ。レッドブルでの6カ月間、悔しい思いをしてきた。自分のポテンシャルの80パーセントしか発揮できておらず、向上するための手段も与えられていなかったんだ」

「でもこの悔しさをポジティブなエネルギーに変えようと決心した。そうして挽回しようとしたんだ。言葉にするよりも、答えをコース上で出したいと思った。僕は速さを失ってなどいないということを、結果で証明したかった」

■「守られなかった約束がある」とガスリー

 レッドブルとの半年に何があったのかと聞かれ、「チームと僕の間にとどめておくべき事柄がある」とガスリーは答えた。
「F1は過酷な世界だ。金や政治が影響する場合もある。決定にかかわるそういう要素すべてを考慮に入れるべきだ。そうしないのは考えが甘すぎる」

「ヘルムートはいくつかの約束をした。僕はアブダビまではチームにとどまると、彼は言った。いくつか守られない約束があり、がっかりしたこともある。でもF1では重要なのはパフォーマンスだけではないということは分かっている」

「僕は自分自身のことに集中したい。僕自身にももっと他にやれることがあったと思う。それは分かっている」

「僕はまだ23歳だ。いつか世界チャンピオンになるという野望を持っている。長い目で見れば、今年経験したことはいずれ教訓として役立つだろう」

2019年F1第20戦ブラジルGP ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)が2位表彰台を獲得
2019年F1第20戦ブラジルGP ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)が2位表彰台を獲得

 ベルギーGPからトロロッソに戻ったガスリーは本来の力を発揮し始めた。4戦連続で予選Q3に進出、ブラジルGPでは2位表彰台を獲得し、2020年にトロロッソに残留することもすでに確定している。ガスリーと交代する形でレッドブルに昇格したアレクサンダー・アルボンは、首脳陣から高く評価され、2020年に向け契約を延長した。

2019/12/11

トロロッソ・ホンダの活躍を喜ぶチーム創設者「最大の驚きはガスリー」

トロロッソの母体となったイタリアのF1チーム“ミナルディ”の創設者が2019年のトロロッソの活躍を賞賛した。 ●2019年F1世界選手権ポイントランキング 現在72歳となったジャンカルロ・ミナルディが自分が生まれた町であ […]

2019/12/11

トロロッソ・ホンダの活躍を喜ぶチーム創設者「最大の驚きはガスリー」

トロロッソの母体となったイタリアのF1チーム“ミナルディ”の創設者が2019年のトロロッソの活躍を賞賛した。 ●2019年F1世界選手権ポイントランキング 現在72歳となったジャンカルロ・ミナルディが自分が生まれた町であ […]
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2019/12/11

トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー「マルコに約束を破られた」

ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)が、レッドブルのドライバー育成責任者として知られるヘルムート・マルコが「約束を破っていた」と語った。 レッドブルの育成ドライバーとして2018年にトロロッソ・ホンダで初のF1フルシ […]

2019/12/11

トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー「マルコに約束を破られた」

ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)が、レッドブルのドライバー育成責任者として知られるヘルムート・マルコが「約束を破っていた」と語った。 レッドブルの育成ドライバーとして2018年にトロロッソ・ホンダで初のF1フルシ […]

2019/12/11

ミナルディ 「トロロッソはF1チームとして大きな成長を遂げた」

現在トロロッソとして知られるF1チームの創設者であるジャンカルロ・ミナルディは、ファエンツァを拠点としたチームが、過去数シーズンで開花したことに感銘を受けていると語る。 現在、72歳のジャンカルロ・ミナルディは、イタリアのファエンツァで生まれ、1980... 続きを読む
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2019/12/11

トロロッソ・ホンダF1のクビアト「2019年は自分にとってベストシーズンのひとつ」

 ダニール・クビアトは、トロロッソ・ホンダでの2019年には非常に満足しており、自分のF1キャリアのなかでベストシーズンのひとつであると語った。

 2014年にトロロッソでF1デビューを果たしたクビアトは、2015年にレッドブル・レーシングに昇格を果たした。しかし2016年第5戦にトロロッソに戻された後、2017年シーズン終了前にチームから放出された。

 しかしレッドブル首脳陣は2019年に向けてクビアトと再び契約。トロロッソからF1復帰を果たしたクビアトは、ドイツGPで3位表彰台を獲得するなど優れたパフォーマンスを発揮、2020年の残留も確定した。

「(自分の2019年には)とても満足している。F1キャリアのなかでベストのシーズンのひとつといっていいだろう」とクビアトは語っている。

「思いどおりにいくレースもあれば、うまくいかないレースもある。中団で戦っているとそれは仕方ない。接戦だから小さなミスでチャンスを逃してしまう。でもそれもF1というスポーツの一部だ」

「今年の僕はドライバーとして成長した。F1で走った過去数年よりもいい仕事をしたと思う」

2019年F1第11戦ドイツGP ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
2019年F1ドイツGPで3位を獲得したダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)

「トロロッソは今年、とてもいい成績を挙げた。チーム史上最高の年だったといっていいだろう」

「自分が関わっていたことがうれしい。今年、チーム内はとてもいい雰囲気だった。トロロッソは今年、常に優れたパフォーマンスを発揮してきたと思う」

「シーズン序盤からコンスタントにポイントを稼ぎ、訪れるチャンスをうまく生かした。本来獲れるはずのないポイントを戦略などを利用してつかむことは、時に非常に重要になる」

「来年に向けて大きな後押しになるよ」

 ピエール・ガスリーがブラジルGPで2位表彰台を獲得したこともあり、トロロッソは2019年にコンストラクターズ選手権でチーム史上ベストタイの6位を獲得した。

2019/12/10

レーシングポイントを抑えランキング6位。チーム史上最高のシーズンに/トロロッソ・ホンダF1コラム

 2019年最終戦アブダビGPのトロロッソ・ホンダには、コンストラクターズランキング5位が掛かっていた。ルノーとは8ポイント差。しかし7位のレーシングポイントとは16点差で、逆に順位を落とす可能性もある。

 歴史的に見て決して得意とはいえないヤス・マリーナ・サーキットだが、トロロッソ・ホンダは最初から“決勝重視“でレースに挑んだ。暑いコンディションのレースではタイヤのデグラデーションに苦しむ傾向にあり、特に今回のように柔らかいコンパウンドの際にはその傾向が強かったからだ。

 金曜フリー走行からそれを想定した慎重なプログラム構成を採った。

2019年F1最終戦アブダビGP ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
2019年F1最終戦アブダビGP ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)

 結果としてダニール・クビアトが9番手、ピエール・ガスリーが10番手につけ好調のように見えたが、ソフトタイヤが数周で大きくタレることを考えればQ3に進むのは利口とは言えなさそうだった。

「ダニーと2台で色々と比較データ取りをして、明日以降に向けて色んなことが見えてきた。今日(金曜フリー走行2回目)は10番手だったけど、ソフトタイヤのデグラデーションの大きさを考えるとこれは望ましいポジションじゃない。あとコンマ数秒を見つけて7番手を狙わなきゃいけないし、15番手・16番手まで落ちるのだってコンマ数秒しかないんだ」(ピエール・ガスリー)

 決勝重視のセッティングで臨んだFP3では10番手・12番手と好調だったものの、予選では路面温度が下がる中でグリップを引き出せずに12番手・14番手と順位を下げてQ2で敗退となってしまった。

「良かったのはQ2のアタック1回目だけで、それ以外は正直言ってマシンのグリップがとてもプアだった。なぜだか分らないけど、マシンがスライドしまくってしまったんだ。そのせいで本来の走りができなかった」(ダニール・クビアト)

 しかしこれは結果的にトロロッソ・ホンダにとっては良い展開を生むことになった。

 ガスリーが語っていた通り、Q3に進んで中古のソフトタイヤでスタートすれば戦略の幅はかなり限られてしまう。ミディアムやハードタイヤでスタートして1ストップ作戦を採るのに較べれば不利が大きくなる。

 そして何より、純粋な速さでは及ばないマクラーレンやルノーを上回るには、異なる戦略を用意するしかないのだ。

「今回のソフトタイヤのタレを考えれば、予選で10番手に入るくらいなら11番手や12番手の方が良い。いずれにしても今日はマクラーレンやルノーには敵わなかったし10番手以内に入ることは難しかったと思うけどね。Q3に進んで彼らと同じ戦略になれば逆転はかなり厳しいだろう。マクラーレンの方が僕らよりもかなり速いからね。でも今回はタイヤ選択が鍵を握ることになると思う。スタートタイヤが自由に選べるなら1ストップ作戦も視野に入るようになる。ギリギリだけど、その方がまだ可能性があるんだ」

 決勝に向けてどんな戦略を採るべきか?ソフトスタートで2ストップ作戦になるかもしれないQ3進出組に対して、ミディアムスタートの定石を採るか、ハードスタートで引っ張って最後にプッシュする戦略を採るか。

 ここでトロロッソ・ホンダが選んだのは、ランキング5位争いをするルノーではなく、ランキング6位争いをするレーシングポイントを見てレースをするということだった。

 レーシングポイントはトロロッソ・ホンダより1つ前の予選11番手・13番手。確実に彼らの前後でフィニッシュできるレースをすれば、ランキングを逆転されることはない。だからトロロッソ・ホンダは2台で大量得点を狙うのではなく、ガスリーにミディアム、クビアトにハードと戦略を分けて確実にどちらか1台はレーシングポイントと同等の結果になるようにコンサバティブなアプローチを採ったのだ。

 チーフエンジニアのジョナサン・エドルスはこう説明する。

「どちらの戦略もそれぞれに良いところと悪いところがあって、レーシングポイントは2台ともミディアムスタートの戦略で来るだろうと読んでいたから、我々としてはそれも想定した上であらゆるケースに対してカバーしておきたかったんだ。だから1台は彼らと同じ戦略、そしてもう1台は異なる戦略を採ることで様々な展開、つまりセーフティカーがレース序盤に出ても終盤に出ても対処できるようにしておいたというわけだ。(レーシングポイントに完敗して)コンストラクターズランキング6位を失うようなことがないようにしたかったんだ。我々はマクラーレンやルノーのことはあまり気にせず、どちらかといえばレーシングポイントだけを見てレースをしていたんだ」

 ガスリーがそのレーシングポイント勢とスタート直後のターン1で接触し、フロントウイングを失って大きく後退してしまったのは痛手だった。ノーズを留めるボルトが壊れており、交換に手間取ってしまいウイリアムズから80秒も後方でコースに戻ることになり、セーフティカーが出てギャップが縮まることもなく、ここからハードタイヤで走り切る戦略を採ったものの挽回はできなかった。

 しかしクビアトはハードタイヤを非常に上手く保たせ、40周目まで引っ張ってみせた。クビアト自身、キャリアベスト走りだというほどの好走だった。

「ハードタイヤで走った第1スティントはおそらく僕のキャリアでベストな走りだったと思う。明日なんてもうないっていうくらいに(余力を残さず)プッシュし続けたんだ。毎ラップ周りの誰よりも速かったし、マシンのフィーリングがすごく良かった。そしてレース戦略は僕らがまさに狙ったとおりに上手くいったんだ、最高の戦略だったと思うよ」

 序盤はキミ・ライコネン(アルファロメオ)に抑えられたもののフリーエアになってからは良いペースを維持し、ミディアムに履き替えた最終スティントもニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)を抜いて9位にポジションを上げた。その際にフロントウイングにダメージを負ってそれ以上の追撃がならなかったのは残念だったが、ここ数戦は不本意なレースが続いていたクビアトが最後にしっかりと好走で締めくくったのは来季に向けて良かった。

「ここ数戦はいつも何かを掴み損ねていたような感覚だったしとても良いレースでシーズンを終えたかった。それができて本当に良い気分だよ。僕らはレースに合わせて最高のセットアップを決めていた。それによって予選パフォーマンスは少し犠牲になってしまったかもしれないけど、それを今日のレースでひとつにまとめあげたんだ」

 これまで苦手としていた柔らかいコンパウンドのマネージメントは非常に上手く行き、2020年シーズンに向けた学びになった。

「非常にタイヤを上手く使えて保たせることができたというところで色々と学べたことがあったとチームのブリーフィングでも話していました。今までは後方で競っているとタイヤを壊してしまって抜けない、タイムが落ちていってしまうということがありましたが、今日は色々と学べることがあったし、色んなツールを使ってマネージメントしている中で、何が良かったのかというのは来年に向けていかせるという意味で非常にポジティブな最終戦になったということですね」(ホンダ・田辺豊治テクニカルディレクター)

 ガスリーは1周目の事故が無ければ7位か8位にはなれただろうとチームはいう。それが事実なら、ルノーを逆転してコンストラクターズランキング5位も有り得たわけだ。

 しかし今のトロロッソ・ホンダのマシンパッケージの実力からすれば、コンストラクターズランキング6位が妥当な結果だろうとエドルスはいう。

「現実的に考えると我々の実力としてはランキング6位が妥当な結果だっただろう。シーズンを通してルノーの方がマシンパフォーマンスは優っていたからね。サーキットによっては我々も好パフォーマンスを発揮できたけど、マクラーレンの方が安定して一歩先を行っていたし、ルノーも僅かながら我々を上回っていた。そういう意味ではランキング6位というのは我々のマシンパフォーマンスを反映したものだと言えるだろうね」

 しかしこのコラムでも再三触れてきたとおり、今季のトロロッソ・ホンダはセットアップや戦略などレース運営で大きく進歩を遂げた。さらにイタリアの本拠地ファエンツァだけでなくイギリスにあるファクトリー、ビスターの空力部門の改善にも着手し、風洞のオペレーションも刷新してそれがしっかりと効果を発揮してきた。

 チームとして着実に一歩成長したのが今年のトロロッソ・ホンダだった。それがこうしてしっかりと結果にも反映されたということだ。

 フランツ・トスト代表はチーム史上最高のシーズンだったと振り返ったが、それは結果だけでなく内容を含めてのことだ。

「トロロッソにとっては2度の表彰台を獲得し、これまでで最も成功に満ちたシーズンになった。コンストラクターズランキングでも5位と僅か数点差の6位だ。ドライバーたちは献身的で成熟したパフォーマンスを発揮し、空力部門のもたらしたアップグレードも全て上手く機能した。そして信じられないほど素晴らしい仕事をしたホンダにも大きく感謝したい」

 そして2020年シーズンはアルファタウリと名を変え、さらに強いチームへと成長を遂げるはずだ。

「来年はさらに強くなると自信が持てる。2020年が楽しみだよ」

2019年F1最終戦アブダビGP ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
2019年F1最終戦アブダビGP ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)

2019/12/09

ここ一番の勝負強さはまるでアロンソ。マクラーレンを引っ張る存在に成長したサインツ【今宮純のF1アブダビGP採点】

 F1ジャーナリストの今宮純氏が独自の視点でドライバーを採点。週末を通して、20人のドライバーから「ベスト・イレブン」を選出。予選やレースの結果だけにとらわれず、3日間のパドックでの振る舞い、そしてコース上での走りを重視して評価する。今回はF1最終戦アブダビGP編だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・

☆ ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
予選=14番手/決勝=9位

2019年F1第21戦アブダビGP ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
2019年F1第21戦アブダビGP ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)

 驚いた。スタートタイヤをウイリアムズ勢以外で彼だけがハード、金曜FP2ではミディアムを試していたのに(ガスリーがハード担当)。この選択と1ストップ戦略は難しかったはずだが40周ロングスティントをこなし9位へ。

 トロロッソの目標はランク5位争い、だがガスリーがいきなりランス・ストロール(レーシングポイント)に接触され最後尾に後退、ルノーとの8点差を2点ちぢめ6位決定(08年ベスト・タイ結果)。チームメイトが入れ替わった今シーズンにレギュラーとして9回入賞、3度目の表彰台も。

☆ ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)
予選=19番手/決勝=17位

2019年F1最終戦アブダビGP ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)
2019年F1最終戦アブダビGP ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)

 似たような結果に見えるが最後の健闘だ。1ストップ後に18周したオールド・ミディアムで50周目に自己ベストタイム13位を記録。体調不良が心配された週末も元気な走り、GP後の4日のタイヤテストでメルセデスに乗り込み、堂々トップタイム。速度次元が全く違うのに適応力を示した。

☆☆ ダニエル・リカルド(ルノー)
予選=8番手/決勝=11位

2019年F1第21戦アブダビGP ダニエル・リカルド(ルノー)
2019年F1第21戦アブダビGP ダニエル・リカルド(ルノー)

 終盤4戦連続入賞はならなかった。ここでは2020年シーズンのためのニューパーツ・テストを担当、PUトラブルなどもあり初日は16位。またもタイヤ温度問題を抱えたが土曜に大きくセッティングを変え、予選8番手はさすが。“オーバーテイク・マイスター”はセットアップ能力も持ち合わせているのだ。

☆☆ ランド・ノリス(マクラーレン)
予選=7番手/決勝=8位

2019年F1最終戦アブダビGP ランド・ノリス(マクラーレン)
2019年F1最終戦アブダビGP ランド・ノリス(マクラーレン)

 対サインツの予選で<11勝10敗>勝ち越した。何度も触れてきたが最年少20歳(11月13日に)ルーキーは、タイムアタック力がそなわっている。今年の新人3人でその部分が光る。ここでもセクターベストをしっかりそろえる7位。レース最終周の11コーナーでペレスとの真剣バトルに抜かれ、悔しさをむき出し(これもいいレッスン)。

☆☆ バルテリ・ボッタス(メルセデス)
予選=2番手~20番手グリッド降格/決勝=4位

2019年F1第21戦アブダビGP 予選2番手のバルテリ・ボッタス、ポールのルイス・ハミルトンを祝福
2019年F1第21戦アブダビGP 予選2番手のバルテリ・ボッタス、ポールのルイス・ハミルトンを祝福

 パワーユニットを2度交換して最後尾となるが今年最後の予選でセーブすることなくいった(気概を感じる)。このコース2本の直線で18周目まで“DRS機能停止”となり、メルセデスでもオーバーテイクは難しくなっていた。W10のストレートスピードは低く中団レベル、それでも5番手までポジションアップ。最後にルクレール(ソフトタイヤ)に仕掛けるもオールド・ハードでは果たせずに4位。誤解をおそれずに言えば今季のボッタスを象徴する結果に……。

☆☆☆ セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
予選=11番手/決勝=7位

2019年F1第21戦アブダビGP セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
2019年F1第21戦アブダビGP セルジオ・ペレス(レーシングポイント)

 ポジションアップ・レースが今年は15戦。最終戦もその強みを発揮しノリスをとらえると、11コーナー・エントリーからインサイドラインの“フェイント”をかけ、すかさずアウトサイドに。フェアーで巧妙な『ベスト・パッシング』のひとつ。ノリスとのランク10位攻防に勝ち、またここで中間チームのトップでゴール。

☆☆☆ シャルル・ルクレール(フェラーリ)
予選=4番手/決勝=3位

2019年F1第21戦アブダビGP 3位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)と2位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第21戦アブダビGP 3位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)と2位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 鬼門となったセクター3、走り出しからSF90は直角ターンで入口アンダーステア傾向が見てとれた。それをなんとかしようとアプローチのアクセリングを修正し、使用ギヤを変え、それでもカーバランスは最終盤戦で最も厳しい状態だった。(マシンが)決まらないときこそ彼のドライビングセンスが表れる。

☆☆☆ ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
予選=10番手/決勝=12位

2019年F1最終戦アブダビGP ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
2019年F1最終戦アブダビGP ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)

 177戦のこれが総結果。4位3回、5位9回、6位20回、7位18回、8位18回、9位12回、10位14回(入賞率53%は現役ドライバーでトップ10レベル)。表彰台3位を阻まれた相手は12年ベルギーGPがキミ・ライコネン、13年韓国GPがロマン・グロージャン、16年ベルギーGPがルイス・ハミルトン。彼らは去るヒュルケンベルグの力量を充分に知っている。

☆☆☆☆ カルロス・サインツJr.(マクラーレン)
予選=9番手/決勝=10位

2019年F1最終戦アブダビGP カルロス・サインツJr.(マクラーレン)
2019年F1最終戦アブダビGP カルロス・サインツJr.(マクラーレン)

 ますます同郷の先輩、チームの先輩でもあるフェルナンド・アロンソのようなレースをやってみせている。最後のチャンス、最終周にヒュルケンベルグをとらえ10位1点を。この1点がドライバーズランク6位逆転の“大勝負”、そこに彼の勝負強さを見た。

 アロンソに似ているのはまだある。スタートに賭けオープニングラップで上がってくる技。接近戦では周囲を見切り、ラインワークをアドリブのようにチェンジ、空間認識能力が高い。自らのエラーは少なく今年3度のリタイアはメカニカル(PU)トラブル。担当エンジニア・メンバーとも密な“技術ミーティング”ができ、その気になれば自分でマシンを組み上げることもできるだろう。『ザ・マクラーレンズ2019』、ノリスとのコンビは進化途上にある。

☆☆☆☆ ルイス・ハミルトン(メルセデス)
予選PP/決勝=1位

2019年F1最終戦アブダビGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝
2019年F1最終戦アブダビGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝

 プレッシャーから解放され、リラックスした6冠王だからこその6度目“グランドスラム”。ありったけのスピードをチームというよりも自分自身のために追求したのだろう。<ルイス・ハミルトン・ショー>のグランド・フィナーレ、アンコールはドーナツターン。旋回半径を見事なくらい正確に描いていた(!)。

☆☆☆☆☆ マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
予選=3番手/決勝=2位

2019年F1第21戦アブダビGP 2位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がレース後、ドーナツターンを披露
2019年F1第21戦アブダビGP 2位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がレース後、ドーナツターンを披露

 何度もホンダPUの感触に関して無線で細かく言っていたのは、けしてネガティブ意味ではない。リアルタイムでコクピットから発する生コメントは、レース後のデブリーフィング会話と違う意味を持つ。

 聴く側のエンジニアグループは瞬時にリアル対応でき、それがデータとなって記憶保存され後日の“反省ミーティング“のテーマとなる。こうした流れがホンダ×レッドブルの初年度“アライアンス(協業)”を強化してきたのだ。再三TVにOAされる無線交信に、フェルスタッペン自身の進化と現体制への忠誠心をも感じた。

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2019/12/05

【F1アブダビテスト総合結果】2019年タイヤのボッタス/メルセデスが最速。ホンダF1勢トップはガスリー

 アブダビでの2019年F1タイヤテストが終了、2日間の総合結果が発表された。メルセデスがトップ2、フェラーリが続く形になった。

 今回のテストでは2020年に向けたタイヤ選択のための作業が行われ、2019年タイヤと2020年用タイヤの両方が持ち込まれ、各チームが比較テストに取り組んだ。

 2日間総合トップはメルセデスのバルテリ・ボッタスで、1分37秒124を2019年C4タイヤでマークした。2番手に同じメルセデスW10をドライブしたジョージ・ラッセルが続いた。3番手、4番手はフェラーリのシャルル・ルクレールとセバスチャン・ベッテルだった。

 ホンダ勢トップはトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーで6番手。トロロッソのクビアトが7番手、レッドブルのアレクサンダー・アルボンが11番手、チームメイトのマックス・フェルスタッペンが16番手、トロロッソで初日に走行したゲラエルが20番手という結果だった。

2019年F1アブダビテスト ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
2019年F1アブダビテスト ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)

 2020年プレシーズンテストは、2月19日から21日と26日から28日にスペイン・バルセロナで開催される予定となっている。

■2019年アブダビF1タイヤテスト タイム結果(総合)

Pos Driver Team Time(tyre) Test Day
1 バルテリ・ボッタス メルセデス 1’37.124(2019年C4) 1
2 ジョージ・ラッセル メルセデス 1’37.204(2020年C5) 2
3 シャルル・ルクレール フェラーリ 1’37.401(2019年C5) 2
4 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1’37.991(2020年C5) 1
5 ランス・ストロール レーシングポイント 1’37.999(2020年C5) 2
6 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1’38.166(2020年C5) 2
7 ダニール・クビアト トロロッソ・ホンダ 1’38.183(2020年C5) 1
8 セルジオ・ペレス レーシングポイント 1’38.434(2020年C5) 1
9 カルロス・サインツJr. マクラーレン 1’38.729(2020年C5) 2
10 エステバン・オコン ルノー 1’38.950(2019年C4) 2
11 アレクサンダー・アルボン レッドブル・ホンダ 1’39.181(2019年C4) 2
12 ロマン・グロージャン ハース 1’39.526(2020年C5) 1
13 ピエトロ・フィッティパルディ ハース 1’39.682(2019年C5) 2
14 ランド・ノリス マクラーレン 1’39.741(2020年C5) 1
15 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1’39.811(2020年C5) 2
16 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1’39.926(2020年C3) 1
17 ニコラス・ラティフィ ウイリアムズ 1’40.188(2020年C4) 2
18 ジョージ・ラッセル ウイリアムズ 1’40.368(2020年C5) 2
19 キミ・ライコネン アルファロメオ 1’40.903(2019年C4) 1
20 ショーン・ゲラエル トロロッソ・ホンダ 1’41.640(2020年C4) 1
21 ロイ・ニッサニー ウイリアムズ 1’43.892(2020年C4) 2

※C1が最も硬く、C5が最も軟らかいコンパウンド

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2019/12/05

【F1アブダビテスト総合結果】2019年タイヤのボッタス/メルセデスが最速。ホンダF1勢トップはガスリー

 アブダビでの2019年F1タイヤテストが終了、2日間の総合結果が発表された。メルセデスがトップ2、フェラーリが続く形になった。

 今回のテストでは2020年に向けたタイヤ選択のための作業が行われ、2019年タイヤと2020年用タイヤの両方が持ち込まれ、各チームが比較テストに取り組んだ。

 2日間総合トップはメルセデスのバルテリ・ボッタスで、1分37秒124を2019年C4タイヤでマークした。2番手に同じメルセデスW10をドライブしたジョージ・ラッセルが続いた。3番手、4番手はフェラーリのシャルル・ルクレールとセバスチャン・ベッテルだった。

 ホンダ勢トップはトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーで6番手。トロロッソのクビアトが7番手、レッドブルのアレクサンダー・アルボンが11番手、チームメイトのマックス・フェルスタッペンが16番手、トロロッソで初日に走行したゲラエルが20番手という結果だった。

2019年F1アブダビテスト ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
2019年F1アブダビテスト ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)

 2020年プレシーズンテストは、2月19日から21日と26日から28日にスペイン・バルセロナで開催される予定となっている。

■2019年アブダビF1タイヤテスト タイム結果(総合)

Pos Driver Team Time(tyre) Test Day
1 バルテリ・ボッタス メルセデス 1’37.124(2019年C4) 1
2 ジョージ・ラッセル メルセデス 1’37.204(2020年C5) 2
3 シャルル・ルクレール フェラーリ 1’37.401(2019年C5) 2
4 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1’37.991(2020年C5) 1
5 ランス・ストロール レーシングポイント 1’37.999(2020年C5) 2
6 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1’38.166(2020年C5) 2
7 ダニール・クビアト トロロッソ・ホンダ 1’38.183(2020年C5) 1
8 セルジオ・ペレス レーシングポイント 1’38.434(2020年C5) 1
9 カルロス・サインツJr. マクラーレン 1’38.729(2020年C5) 2
10 エステバン・オコン ルノー 1’38.950(2019年C4) 2
11 アレクサンダー・アルボン レッドブル・ホンダ 1’39.181(2019年C4) 2
12 ロマン・グロージャン ハース 1’39.526(2020年C5) 1
13 ピエトロ・フィッティパルディ ハース 1’39.682(2019年C5) 2
14 ランド・ノリス マクラーレン 1’39.741(2020年C5) 1
15 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1’39.811(2020年C5) 2
16 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1’39.926(2020年C3) 1
17 ニコラス・ラティフィ ウイリアムズ 1’40.188(2020年C4) 2
18 ジョージ・ラッセル ウイリアムズ 1’40.368(2020年C5) 2
19 キミ・ライコネン アルファロメオ 1’40.903(2019年C4) 1
20 ショーン・ゲラエル トロロッソ・ホンダ 1’41.640(2020年C4) 1
21 ロイ・ニッサニー ウイリアムズ 1’43.892(2020年C4) 2

※C1が最も硬く、C5が最も軟らかいコンパウンド

2019/12/05

ガスリー、トロロッソSTR14・ホンダでの最後のテスト終える「有意義な一日。最高の形でシーズンを締めくくれた」

 アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで開催されたF1タイヤテスト2日目に、レッドブル・ホンダからはアレクサンダー・アルボンが、トロロッソ・ホンダからはピエール・ガスリーが参加し、今シーズンのテスト作業を完了した。

 12月4日、マックス・フェルスタッペンから作業を引き継いだアルボンは、RB15で139周を走行した。自己ベストタイムは2019年C4タイヤでマークした1分39秒181で、この日参加した11人のなかで7番手となった。

2019年F1アブダビテスト アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1アブダビテスト アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)

 トロロッソはテスト初日はダニール・クビアトとショーン・ゲラエルを走らせ、2日目最終日にはガスリーを起用した。ガスリーは、トロロッソSTR14で、この日の最多に当たる146周を走りこみ、2020年C5タイヤで、全体の4番手にあたる1分38秒166を記録した。

「STR14で走る最後の日を迎えた。丸一日、2020年に向けた作業に取り組み、今日参加したドライバーのなかで一番多い周回を走った」とガスリーは一日を振り返った。

「とても有意義な一日だった。今日みたいな一日でシーズンを締めくくることができて最高だ。この後はゆっくり休み、家族や友人たちと休暇を過ごす。それからまた2020年のための準備を始めるよ」

2019年F1アブダビテスト ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
2019年F1アブダビテスト ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)

 2日間のテスト総合のタイムシートでは、21人中ガスリーが6位、クビアトが7位、アルボンが11位、フェルスタッペンが16位、ゲラエルが20位という結果だった。

2019/12/05

【F1アブダビテスト2日目・タイム結果】トロロッソ・ホンダのガスリーが最多周回&4位。アルボンも約140周を走行

 アブダビでのF1タイヤテストが2日目最終日を迎えた。全10チーム11人のドライバーが走行するなか、最速タイムを出したのはメルセデスで走行したジョージ・ラッセルだった。

 2019年タイヤと2020年用にピレリが開発したタイヤの比較を行うテストがヤス・マリーナ・サーキットで開催された。12月4日、メルセデスはW10をウイリアムズに所属するジュニアドライバーのラッセルに託した。ラッセルは前日のバルテリ・ボッタスのタイムには及ばないながら、テスト2日目のトップタイム1分37秒204を2020年C5タイヤでマークした。

2019年F1アブダビテスト ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2019年F1アブダビテスト ジョージ・ラッセル(メルセデス)

 フェラーリのシャルル・ルクレールが2番手に続いたものの、ルクレールは午後にクラッシュを喫し、走行を切り上げることになった。
2019年F1アブダビテスト シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2019年F1アブダビテスト シャルル・ルクレール(フェラーリ)

 ホンダ勢からは、レッドブルのアレクサンダー・アルボンとトロロッソのピエール・ガスリーが参加。アルボンは2019年C4タイヤでの1分39秒181で7番手、ガスリーはこの日の最多周回146周を走るなかで、1分38秒166を2020年C5タイヤで出して4番手となった。
2019年F1アブダビテスト アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1アブダビテスト アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)

 この日は2020年にF1にデビューするニコラス・ラティフィが今週のテストで初めてウイリアムズで走行。また、ルノーでF1復帰を果たすエステバン・オコンが2日連続で参加した。ハースはテストドライバーのピエトロ・フィッティパルディを起用、ウイリアムズは前日に引き続き、元F2ドライバーのロイ・ニッサニーに走行の機会を与えた。

■アブダビF1タイヤテスト2日目・タイム結果(2019年12月4日)

Pos Driver Team Time(tyre) Laps
1 ジョージ・ラッセル メルセデス 1’37.204(2020年C5) 145
2 シャルル・ルクレール フェラーリ 1’37.401(2019年C5) 103
3 ランス・ストロール レーシングポイント 1’37.999(2020年C5) 132
4 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1’38.166(2020年C5) 146
5 カルロス・サインツJr. マクラーレン 1’38.729(2020年C5) 112
6 エステバン・オコン ルノー 1’38.950(2019年C4) 128
7 アレクサンダー・アルボン レッドブル・ホンダ 1’39.181(2019年C4) 139
8 ピエトロ・フィッティパルディ ハース 1’39.682(2019年C5) 135
9 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1’39.811(2020年C5) 115
10 ニコラス・ラティフィ(午後) ウイリアムズ 1’40.188(2020年C4) 107
11 ロイ・ニッサニー(午前) ウイリアムズ 1’43.892(2020年C4) 38

※C1が最も硬く、C5が最も軟らかいコンパウンド

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2019/12/04

ホンダF1のフェルスタッペンとクビアトがアブダビテストに参加「有意義な走行をし、タイヤについて理解を深めた」

 アブダビでのピレリF1タイヤテストがスタート、初日にレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが参加した。トロロッソ・ホンダはダニール・クビアトとFIA-F2ドライバーのショーン・ゲラエルを走らせた。

 テストは12月3日と4日の2日間にわたって行われる。全チームが2019年型タイヤと来季2020年用に開発されたタイヤの両方を試し、その後、正式に2020年タイヤが決定される見通しとなっている。

 レッドブルのフェルスタッペンは、この日走ったドライバー12人中7番手タイムを2020年C3タイヤで記録、最多となる153周を走った。翌4日はアレクサンダー・アルボンがテストを担当する予定となっている。

 トロロッソ・ホンダは、午前にゲラエル、午後にクビアトを走らせた。ゲラエルは67周のなかで2020年C4タイヤで自己ベスト1分41秒640を記録し、11番手だった。

「午前中に67周を走り切った。タイヤテストの作業をたっぷり行えたと思う」とゲラエルは語った。
「1年ぶりに(トロロッソの)マシンに乗ることができてうれしかった。ラップタイムをさらに縮めることは可能だったが、今日の走行の目的はテストだからね」

2019年F1アブダビテスト ショーン・ゲラエル(トロロッソ・ホンダ)
2019年F1アブダビテスト ショーン・ゲラエル(トロロッソ・ホンダ)

 クビアトは72周を走り、2020年C5タイヤで1分38秒183をマークし、メルセデスのバルテリ・ボッタス、フェラーリのセバスチャン・ベッテルに続く3番手となった。

「半日のテストだったが、うまくいったと思う」とクビアトはテストを振り返った。
「有意義な走行をし、タイヤについて理解を深めた。このテストの主な目的はそこにある」

「ショートランとロングランの両方をこなし、来年のプレシーズンテストに向けて分析するためのデータを収集した」

2019年F1アブダビテスト ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
2019年F1アブダビテスト ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)

 トロロッソ・ホンダはテスト最終日にピエール・ガスリーを起用する予定となっている。

2019/12/04

ホンダF1のフェルスタッペンとクビアトがアブダビテストに参加「有意義な走行をし、タイヤについて理解を深めた」

 アブダビでのピレリF1タイヤテストがスタート、初日にレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが参加した。トロロッソ・ホンダはダニール・クビアトとFIA-F2ドライバーのショーン・ゲラエルを走らせた。

 テストは12月3日と4日の2日間にわたって行われる。全チームが2019年型タイヤと来季2020年用に開発されたタイヤの両方を試し、その後、正式に2020年タイヤが決定される見通しとなっている。

 レッドブルのフェルスタッペンは、この日走ったドライバー12人中7番手タイムを2020年C3タイヤで記録、最多となる153周を走った。翌4日はアレクサンダー・アルボンがテストを担当する予定となっている。

 トロロッソ・ホンダは、午前にゲラエル、午後にクビアトを走らせた。ゲラエルは67周のなかで2020年C4タイヤで自己ベスト1分41秒640を記録し、11番手だった。

「午前中に67周を走り切った。タイヤテストの作業をたっぷり行えたと思う」とゲラエルは語った。
「1年ぶりに(トロロッソの)マシンに乗ることができてうれしかった。ラップタイムをさらに縮めることは可能だったが、今日の走行の目的はテストだからね」

2019年F1アブダビテスト ショーン・ゲラエル(トロロッソ・ホンダ)
2019年F1アブダビテスト ショーン・ゲラエル(トロロッソ・ホンダ)

 クビアトは72周を走り、2020年C5タイヤで1分38秒183をマークし、メルセデスのバルテリ・ボッタス、フェラーリのセバスチャン・ベッテルに続く3番手となった。

「半日のテストだったが、うまくいったと思う」とクビアトはテストを振り返った。
「有意義な走行をし、タイヤについて理解を深めた。このテストの主な目的はそこにある」

「ショートランとロングランの両方をこなし、来年のプレシーズンテストに向けて分析するためのデータを収集した」

2019年F1アブダビテスト ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
2019年F1アブダビテスト ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)

 トロロッソ・ホンダはテスト最終日にピエール・ガスリーを起用する予定となっている。

2019/12/02

トロロッソF1代表「チーム史上ベストシーズン。素晴らしい仕事をしてくれたホンダに感謝する」

 2019年F1アブダビGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは9位、ピエール・ガスリーは18位だった。

 トロロッソは2019年シーズンにドイツGPでクビアトが3位、ブラジルGPでガスリーが2位に入り、2回表彰台に上り、コンストラクターズ選手権6位を獲得した。6位は2008年と並ぶチーム史上ベストタイ。

■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
チーム代表フランツ・トスト
 表彰台に2回上がり、トロロッソ史上最も成功したシーズンとなった。コンストラクターズ選手権6位で、5位とはわずか数点(注:6点)だった。

 ダニールとピエールの貢献に感謝したい。ふたりとも成熟したパフォーマンスを見せてくれた。チーム全員がシーズンを通して最高の仕事をした。ファエンツァとバイチェスターの皆がハードワークを続けてくれたおかげで、空力部門から受け取ったアップグレードは非常によく機能した。

 さらに、一年を通してホンダが見せた進歩も素晴らしいものだった。こういうすべてのファクターがひとつになって、シーズン最後まで競争力を発揮することができたのだ。ホンダには心からお礼を言いたい。昨冬、シーズンスタートに向けて信じられないほど素晴らしい仕事をしてくれた。レッドブル・レーシングと3勝を挙げ、我々と2回表彰台を獲得した。それを考えると、来年はさらに強くなれるという自信を感じる。2020年が楽しみだ。

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2019/12/02

9位のクビアト「会心の走りができた」 トロロッソ・ホンダF1代表も2019年ベストと称賛

 2019年F1アブダビGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは9位だった。55周のレースを13番グリッドからハードタイヤでスタート、40周まで走ってミディアムに交換する戦略を採った。

 チーム代表フランツ・トストは、「彼にとって今年ベストのレースのひとつ」とクビアトを称賛した。トストによると、クビアトはニコ・ヒュルケンベルグをオーバーテイクする際にフロントウイングにダメージを負い、最後の数周はパフォーマンスを失ったということだ。

 2019年ドライバーズランキングでクビアトは13位だった。

2019年F1第21戦アブダビGP ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
2019年F1第21戦アブダビGP ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)

■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ダニール・クビアト 決勝=9位
 いい形でシーズンを終えることができた。ハードタイヤでのファーストスティントは、僕のキャリアのなかで一番うまくいったスティントといっていいだろう。死にもの狂いでプッシュした。

 毎ラップ、周囲のマシンよりも速さがあり、マシンの感触がよかった。予定したとおりに物事がうまくいったよ。戦略は素晴らしかったし、レース用セットアップもとてもよかった。昨日の予選を少し犠牲にしたかもしれないが、今日うまく取り戻すことができた。

 この数戦は悔いが残るレースが続いていたから、いいレースをして、シーズンをポジティブな形で締めくくりたいと思っていた。こういう風に最終戦を終えることができて最高の気分だ。

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