ハミルトンの記事一覧

2020/01/20

ハミルトンがアンバサダーに。プーマの最新トレーニングシューズ『LQDCELL HYDRA』発売

 スポーツブランドのプーマは、同社が持つ最新テクノロジーが投入されたトレーニングシューズ『リキッドセル ハイドラ(LQDCELL HYDRA)』を1月17日より発売している。

 より高度な安定感とクッション性を実現したというこのトレーニングシューズにはプーマの最新リキッドセル・テクノロジーが採用されており、アンバサダーにはグローバル・メンズ・トレーニング・アンバサダーで、F1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンが起用されている。

 ハイライトとなるリキッドセル・テクノロジーは、1990年代のランニングシューズに用いられた六角形の“セル”をベースにしたもの。地面から衝撃が加わった瞬間にこのセルが圧縮することでクッションの役割を果たすと同時に、反発性に優れたエネルギー・リータンフォームが激しい足の動きをサポートするという。

 また、耐久性に優れるプレミアム・ラバーアウトソールと、アウトソールからミッドソールにせり上がるEVAラップアップが横方向の動きをサポート。さらなる安定性を実現させたことで、ハミルトンをはじめとするあらゆるアスリートのトレーニングに対応した。

 カラーは“プーマ・ブラック-イエロー・アラート”の1色展開。価格は1万780円(税込)で、1月17日(金)よりプーマストア、プーマオンラインストア(https://jp.puma.com/)および、全国の取り扱い店舗で販売中だ。

2020年1月17日に発売開始となったプーマの『リキッドセル ハイドラ(LQDCELL HYDRA)』
2020年1月17日に発売開始となったプーマの『リキッドセル ハイドラ(LQDCELL HYDRA)』
プーマのリキッドセル ハイドラを着用してトレーニングを行うルイス・ハミルトン
プーマのリキッドセル ハイドラを着用してトレーニングを行うルイス・ハミルトン

2020/01/20

7度目のF1タイトルを狙うハミルトン、2020年シーズンは「機械のように戦う」と宣言

 6度のF1世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンは2020年に向けて心身に磨きをかけており、今年はさらに向上し“機械のように戦う”と、ライバルたちに対して宣言した。

 11回の優勝と413ポイントを獲得し、2019年をキャリアのなかで最も成功したシーズンのひとつとして締めくくったハミルトンは、F1の伝説であるミハエル・シューマッハーの7度のタイトル獲得記録に並ぶことを決意して、2020年シーズンに臨む。

 84回のグランプリ優勝を果たしているハミルトンは、インスタグラムで断固たる決意を表明、ライバルたちに警告を発した。

 先週35歳になったハミルトンは「ここにいると心が穏やかだ。集中して心身を立て直して、毎年(F1シーズンに)戻って行くことができる」と記し自宅で過ごす写真を添えた。

「今年の僕は機械のようになる。かつてないほどのレベルでね! どこへ行こうとも、愛と肯定感を広めよう」

 7度目の世界タイトルを獲得するという意志に突き動かされているハミルトンに、何人かの強力なライバルが戦いを挑む。メルセデスのチームメイトであるバルテリ・ボッタスはシーズン全体を通して、ハミルトンと互角の戦いをしようとするだろう。

2019年F1第16戦ロシアGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2019年F1第16戦ロシアGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)

 さらにフェラーリのシャルル・ルクレールと、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、若さと才能からなる大胆さをもってハミルトンに挑戦しようと決意している。F1で最後のシーズンを迎えることになるかもしれないセバスチャン・ベッテルも意を決し、最大のライバルであるハミルトンを打ち負かすべく全力を尽くしてくるだろう。

2020/01/17

2019年F1チャンピオンのハミルトンとメルセデス、2020年のローレウス賞にノミネート

 ルイス・ハミルトンとメルセデスAMG F1チームは、名誉あるローレウス世界スポーツ賞に再びノミネートされた。

 ローレウス世界スポーツ賞は1999年に設立され、毎年、世界のスポーツにおける個人やチームの傑出した業績を称えるもの。2020年の授賞式は2月17日にベルリンで開催される。

 ハミルトンは6度のF1世界チャンピオン獲得を評価され、スポーツマン・オブ・ザ・イヤー賞にノミネートされた。ハミルトンは過去、同賞に6回ノミネートされているものの、これまで賞を勝ち取ったことはない。

 ハミルトンは、国際的なスポーツの舞台における正真正銘の“実力者”らと名を連ねている。ともにノミネートされているのはエリウド・キプチョゲ(陸上競技)、リオネル・メッシ(サッカー)、ラファエル・ナダル(テニス)、タイガー・ウッズ(ゴルフ)、マルク・マルケス(MotoGP)らだ。

 ローレウス賞の創設以来、個人のカテゴリーで賞を受賞したF1ドライバーは2名のみ。2002年と2004年にミハエル・シューマッハーが、そして2014年にはセバスチャン・ベッテルが受賞している。

 2020年にノミネートされているメルセデスは、2018年に”チーム・オブ・ザ・イヤー”を受賞しており、同賞を2006年にはルノーが、2010年にはブラウンGPが受賞した。

 メルセデスは、リバプールFC(サッカー)、ラグビー南アフリカ共和国代表チーム、スペイン代表男子バスケットボールチーム、アメリカ代表女子サッカーチーム、そしてカナダのバスケットボールチームであるトロント・ラプターズらと賞を争うことになる。

 モータースポーツ界からは、さらにドイツ人ドライバーのソフィア・フローシュが、2018年マカオGPでの壮絶なクラッシュから復活を遂げたことを受けて“カムバック・オブ・ザ・イヤー”賞にノミネートされている。

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2020/01/16

【動画】ハミルトン、映画「ジョン・ウィック4」出演を希望?射撃訓練を開始しキアヌ・リーブスに猛アピール

 6度のF1チャンピオンであるルイス・ハミルトンは、俳優に転身する場合に備えてか、アクションの訓練をスタートした。

 以前からハミルトンは俳優業に関心があることを認めており、トム・クルーズ主演の映画「トップガン」の続編「トップガン マーヴェリック」に出演するという話があったことを昨年明かした。しかし、F1の過密スケジュールと撮影を両立するのは無理だったという。

 しかし2020年に35歳になったハミルトンは、キャリアの終盤に差し掛かっており、F1引退後のことを考え始めていてもおかしくはない。

 ハミルトンは今週、「映画デビューのため」アメリカ・ロサンゼルスでガンアクションの訓練を受けた。Instagramに動画を投稿したハミルトンは、「僕が始めたことを紹介しよう」というコメントを添えている。

「昔からアクション映画が好きでいつか出たいと夢見てきた。ここはキアヌ・リーブスが『ジョン・ウィック』シリーズ(注:キアヌ・リーブスが伝説の殺し屋を演じる映画)のためにトレーニングした場所だ。僕は今回、映画デビューに向けてトレーニングするためにここに来た」

「最初の1日を終えた段階にすぎないけれど、プロが用意した安全な環境のなかで、最高に楽しい数時間を過ごした。キアヌ、電話を待ってるよ」

 この動画を投稿した翌日、ハミルトンはふたつめの動画をアップし、「もう一度動画を上げなきゃならなかった。キアヌから『ジョン・ウィック4』出演への打診が来るのを今も待っているんだ」とコメントしている。

2020/01/14

「ハミルトンがメルセデスからフェラーリに移籍すべき理由はひとつもない」と元F1ドライバー

 元F1ドライバーのデイビッド・クルサードは、6度のチャンピオン獲得経験を持つルイス・ハミルトンは現在のメルセデスとの契約が終了した後も同チームに残留すると見ており、2021年のフェラーリ移籍はないと考えている。

 2019年終盤、ハミルトンがフェラーリの首脳陣と顔を合わせたという報道がなされ、メルセデスとの契約が2020年末で期限を迎えた後、ハミルトンがどういう選択をするのかについて、憶測が広がっている。

 ハミルトンのF1でのキャリアは終盤に差し掛かっているだけに、彼が新たに大きな挑戦に乗り出す場面を見たいというファンも多く、そういう思いによって推測が煽られている部分もある。

 ハミルトンがチャンピオンチームを離脱し、この10年以上タイトルから遠ざかっているチームへと移籍する可能性は低いように思える。ただし、メルセデスのチーム代表トト・ウォルフが2021年にチームを離れるというようなことがあった場合、状況は変わってくるだろう。

 しかしながらクルサードは、今後も現状が維持され、ハミルトンは新たな記録を築くべくメルセデスとの強固な関係を続けていくと見ている。

「ルイスが(メルセデス以外の)他のチームへ行くなんてことは考えたこともない」と、クルサードは『Autosport International Show』で語った。

「確かにフェラーリと話はしているだろうが、彼はずっとメルセデスと過ごしてきた。どうしてその関係を壊す必要があるだろうか」

レース後、ハミルトンにインタビューするクルサード
レース後、ハミルトンにインタビューするクルサード

 84回のF1優勝経験を持つハミルトンは現在、競技生活と私生活のバランスがうまくとれており、そのため金銭的な条件はもはや重要ではないと、クルサードは考えている。

「人生において、他国での展開を求める者もいるが、ルイスは英語が通じるテリトリー、つまりアメリカとイギリスでの生活を楽しんでいると思う。アメリカで楽しみ、イギリス(に拠点を持つメルセデス)でレースをする」とクルサードは付け加えた。

「フェラーリのような、強い愛着と感情が伴うチームのシートを彼が必要としているとは思えない。それにフェラーリのバッヂが、幼児期から彼の心に刻み込まれているとも思えない。では何のために移籍するというのだ? 金か? それならいくらでも持っている」

 13度のグランプリ優勝経験を持つクルサードは、ハミルトンが最終的には、あと数シーズンをメルセデスで過ごすと信じている。

「彼があと数年はメルセデスで過ごす可能性の方が高いと私は感じる。そうなれば、間違いなくF1の黄金時代が築き上げられるのだから」と、チャンネル4のコメンテーターを務めるクルサードは締めくくった。

2020/01/12

オーストラリア森林火災に心を痛めるハミルトン、5500万円を野生生物保護団体等に寄付

 6度のF1世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンは、オーストラリアの野生生物保護団体と、国内で大規模な森林火災の危機と戦う地元消防隊を支援するため、50万ドル(約5500万円)を寄付することを明らかにした。

 ハミルトンは、ソーシャルメディアを通して、森林火災のためにオーストラリアの人々や動物、自然が被害を受けていることに心を痛めているとして、自身が寄付を行うことを発表、人々にもそれぞれ可能な支援に動くよう呼びかけた。すでにオーストラリア出身のダニエル・リカルドは寄付を行い、寄付金を集めるための取り組みも開始しており、今後、他のF1ドライバーや関係者が後に続くことになるかもしれない。

 2019年秋に発生した森林火災は、高温と風、長期にわたる干ばつに拍車をかけられ、年末には危機的状況に至り、ビクトリア州とニューサウスウェールズ州が災害に直面している。

 住民、土地、家屋、野生生物に甚大な被害がもたらされ、死亡者も出ている。野生生物の天国といわれるカンガルー島では、強風が火勢を増幅し、3分の1が焼け跡と化したと報じられている。

「オーストラリアの森林火災が国中の人々や動物に及ぼしている被害を見ると、心が痛む」とハミルトンはツイッターに投稿した。

「僕は50万ドル(約5500万円)を動物、野生生物ボランティア、そして地元の消防隊支援のために寄付することを約束する。もしできるけどまだしていない人がいたら、寄付をしてほしい」

 ハミルトンは寄付を呼びかける投稿をインスタグラム上で繰り返した。

「オーストラリアで10億匹以上の動物が罪もないのに逃げ場を失い、苦しんで死んでいったことを知り、ひどく悲しんでいる」とハミルトンは投稿のなかで述べた。

「皆さんもご存じのとおり、僕は動物が大好きだ。これまでに無防備な動物たちが多数命を落とし、絶滅に近づいている種もあることを、嘆き悲しまずにはいられない」

「僕は頻繁にオーストラリアを訪れていて、あの国がいかに美しいかを直接知っている。オーストラリアの人たちがくじけないよう、応援したい」

「被災地の中心で活動しているオーストラリアの人たちと話す機会があった。彼らのやっているすべてのことについて称賛の気持ちで一杯になった」

「僕たちが地球に与えている影響について、一緒に考えてみてほしい。小さな変化を一緒に起こしていこう。そして家族や友達にも同じことをするように促そう。そうすれば僕たちが進んでいく方向を変える助けになる」

「僕は50万ドル(約5500万円)を『WIRES Wildlife Rescue』と『WWFオーストラリア』、そして『Rural Fire Services』を支援するために寄付をする。もしできるけどまだしていない人がいたら、寄付をしてほしい。少しのことでも役に立つんだ」

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It saddens me deeply to know that over 1 billion animals in Australia died a painful death, no way out, not their fault. My love of animals is no secret and I can’t help but grieve for the defenceless animals thought to have died so far, pushing certain species closer to extinction. I’m lucky enough to visit Australia often and I know first-hand how beautiful the country is. Keep fighting Australia. I’ve spent some time speaking to people in Australia who are working at the heart of this and I’m filled with admiration for everything they are doing. I implore you to join me in thinking about the impact we are having on our planet. Let’s work together to make small changes, and encourage our family and friends to do the same, so we can help shift the direction we’re going in. I’m donating $500K to support @wireswildliferescue @wwf_australia and the Rural Fire Services. If you are able and haven’t already, you can donate too. Every little helps. Animals: @wireswildliferescue @wwf_australia Rural Fire Services: @nswrfs @cfavic @rfbaq @dfes_wa @cfsfoundation #TasmanianFireService #PrayingForAustralia

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2020/01/10

「フェルスタッペンがこれほど早くレッドブル残留を決めるとは思わなかった」元F1ドライバーが驚き示す

 元F1ドライバーで現在Sky Sportsの解説者を務めるマーティン・ブランドルは、マックス・フェルスタッペンがレッドブル・レーシングとの契約延長をこれほど早く決めたことに驚いたと語った。また、フェルスタッペンとシャルル・ルクレールが長期的な残留を決めたことにより、ルイス・ハミルトンの2021年以降の選択肢は減ったが、それでも移籍の可能性はゼロではないとの考えを示した。

 7日、レッドブルはフェルスタッペンとの契約を2023年末まで延長したことを発表した。2019年末にはフェラーリがシャルル・ルクレールと2024年までの契約を結んだことを明らかにしており、こうした動きが、メルセデスとハミルトンのプランに影響を与えることは間違いない。

 メルセデスとハミルトンおよびバルテリ・ボッタスとの現在の契約は2020年末までとなっている。

2019年F1第19戦アメリカGP決勝 ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタス(メルセデス)
2019年F1第19戦アメリカGP決勝 ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタス(メルセデス)

「フェルスタッペンのニュースを聞いて、私は『メルセデスの短期・中期プランはどうなるのだろう』と思った」とブランドルはSky Sportsに対して語った。

「フェルスタッペンかルクレールのどちらかがメルセデスに加入するかもしれないと私は考えていた」

「今の勢いを考えれば、メルセデスは少なくともあと2、3年は最高レベルのマシンを作るに違いない。それならなぜふたりは彼らと契約しなかったのだろう」

■「ハミルトン&ルクレールのラインアップもあり得る」とブランドル

 ハミルトンは2021年以降の活動について決めるのを急いでいないと述べている。2019年末にはフェラーリ移籍の可能性があるという推測が持ち上がったものの、ハミルトンはメルセデスファミリーの一員でいたいというコメントを繰り返している。

「(フェルスタッペンとルクレールの契約延長によって)ルイスの選択肢は減った。それでも彼はたくさんの切り札を持っている」とブランドルは言う。

「ルイスがこの2チームのどちらかに行く可能性がゼロになったわけではない」

「レッドブルに関してはないかもしれないが、フェラーリでハミルトンとルクレールのラインアップが形成されるという考えは妨げられない。ただ、実際にメルセデス・ベンツとの長期契約にまだサインをしていないのであれば、ルイスの選択肢が減ったことは間違いない」

「クリスマスの前に(椅子取りゲームの)音楽が止まり、皆がすでに椅子に座ってしまった可能性がある。まだ明らかにされていないニュースがあるのかもしれない」

「2020年より後の契約についての発表は、私が予想しているよりも早く行われた。マックスは、2020年シーズンの数戦を戦って、レッドブルがチャンピオンを狙えるマシンを作ったかどうかを確認してから検討するものと、私は考えていた」

「予想より早く状況が固まりつつある。他に水面下で何が起きているのか、興味深い」

2020/01/10

「フェルスタッペンがこれほど早くレッドブル残留を決めるとは思わなかった」元F1ドライバーが驚き示す

 元F1ドライバーで現在Sky Sportsの解説者を務めるマーティン・ブランドルは、マックス・フェルスタッペンがレッドブル・レーシングとの契約延長をこれほど早く決めたことに驚いたと語った。また、フェルスタッペンとシャルル・ルクレールが長期的な残留を決めたことにより、ルイス・ハミルトンの2021年以降の選択肢は減ったが、それでも移籍の可能性はゼロではないとの考えを示した。

 7日、レッドブルはフェルスタッペンとの契約を2023年末まで延長したことを発表した。2019年末にはフェラーリがシャルル・ルクレールと2024年までの契約を結んだことを明らかにしており、こうした動きが、メルセデスとハミルトンのプランに影響を与えることは間違いない。

 メルセデスとハミルトンおよびバルテリ・ボッタスとの現在の契約は2020年末までとなっている。

2019年F1第19戦アメリカGP決勝 ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタス(メルセデス)
2019年F1第19戦アメリカGP決勝 ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタス(メルセデス)

「フェルスタッペンのニュースを聞いて、私は『メルセデスの短期・中期プランはどうなるのだろう』と思った」とブランドルはSky Sportsに対して語った。

「フェルスタッペンかルクレールのどちらかがメルセデスに加入するかもしれないと私は考えていた」

「今の勢いを考えれば、メルセデスは少なくともあと2、3年は最高レベルのマシンを作るに違いない。それならなぜふたりは彼らと契約しなかったのだろう」

■「ハミルトン&ルクレールのラインアップもあり得る」とブランドル

 ハミルトンは2021年以降の活動について決めるのを急いでいないと述べている。2019年末にはフェラーリ移籍の可能性があるという推測が持ち上がったものの、ハミルトンはメルセデスファミリーの一員でいたいというコメントを繰り返している。

「(フェルスタッペンとルクレールの契約延長によって)ルイスの選択肢は減った。それでも彼はたくさんの切り札を持っている」とブランドルは言う。

「ルイスがこの2チームのどちらかに行く可能性がゼロになったわけではない」

「レッドブルに関してはないかもしれないが、フェラーリでハミルトンとルクレールのラインアップが形成されるという考えは妨げられない。ただ、実際にメルセデス・ベンツとの長期契約にまだサインをしていないのであれば、ルイスの選択肢が減ったことは間違いない」

「クリスマスの前に(椅子取りゲームの)音楽が止まり、皆がすでに椅子に座ってしまった可能性がある。まだ明らかにされていないニュースがあるのかもしれない」

「2020年より後の契約についての発表は、私が予想しているよりも早く行われた。マックスは、2020年シーズンの数戦を戦って、レッドブルがチャンピオンを狙えるマシンを作ったかどうかを確認してから検討するものと、私は考えていた」

「予想より早く状況が固まりつつある。他に水面下で何が起きているのか、興味深い」

2020/01/08

レッドブル・ホンダF1と長期契約のフェルスタッペン、年俸は約17億円との報道

 レッドブル・レーシングはマックス・フェルスタッペンとの契約を2023年シーズン末まで延長したと発表した。これによりF1トップ3チームは2021年に向けてドライバー体制を大きく変更しない可能性が高くなった。

 レッドブルとフェルスタッペンの現在の契約期間は2020年末までだったが、これが一気に3年延長された。Telegraphは、新契約におけるフェルスタッペンの1年あたりのサラリーは約1200万ポンド(約17億円)であると報じている。

 2020年末で契約が切れるドライバーは多数存在するため2021年に向けて大型移籍が見られるのではないかという推測もなされていた。しかし、2019年末にフェラーリがシャルル・ルクレールとの契約を2024年末まで延長。続いて1月7日にレッドブルは、フェルスタッペンとの契約延長を発表し、少なくとも2023年末まで彼がチームにとどまることを明らかにした。

 トップ3チームのうち、フェラーリとレッドブルが長期的なエースドライバーを確定させた。チャンピオンであるメルセデスとルイス・ハミルトンとの契約も2020年末までとなっており、ハミルトンのフェラーリ移籍の可能性もささやかれたが、残留の可能性が高いとみられている。

 一方、メルセデスのバルテリ・ボッタス、フェラーリのセバスチャン・ベッテル、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンの契約も2020年末までであり、ドライバー変更の可能性は大いにあるため、各チームが来年以降に向けて誰を選ぶのかが注目される。

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2020/01/06

メルセデスF1代表「オコンを起用しなかったのは、彼のキャリアを守るため」

 メルセデスF1チーム代表を務めるトト・ウォルフは、2020年に向けてルイス・ハミルトンのチームメイトとして、エステバン・オコンを選ばなかったのは、オコンを大きなリスクから守るためだったと語った。

 バルテリ・ボッタスの契約が2019年末で切れるため、チームは2020年のドライバーとして彼との契約を延長するのか、育成ドライバーとして長年サポートしてきたオコンを起用するのかを検討した。オコンは2019年にはシートを得られず、1年レースから遠ざかる形で次のチャンスに備えていた。メルセデスは結局、ボッタスを残留させることを決め、オコンはルノーからF1復帰を果たすことになった。

ルイス・ハミルトンとエステバン・オコン
ルイス・ハミルトンとエステバン・オコン

「心のなかで悩み続けた問題は、ハミルトンのチームメイトとしてオコンを起用すべきかどうかということだった」とウォルフは言う。

「ハミルトンはメルセデスに加入して7年たち、今が最高潮の時期でもある。そのハミルトンのチームメイトの役割をオコンに与えることは、オコン自身にとってよくないと考えた。1年レースから離れていたのだからなおさらだ」

「もしかするとオコンが素晴らしい仕事をし、エキサイティングなストーリーが展開されるかもしれない。だが、スーパースターと(同じチームで)戦ってすぐさまいい結果を出した人間はこれまでひとりしかいない。それは(フェルナンド・アロンソとマクラーレンで競った)ルイス・ハミルトンだ。他のドライバーたちはある程度の時間を要した」

「したがって、私としては、オコンのキャリアを危険にさらすようなことはしたくなかった。ルイスを相手に勝負するというリスクを冒させたくはなかった。それがこの決断の理由だ」

■「ハミルトンとボッタスのペアに大満足」とウォルフ代表

 ウォルフはまた、チームが成功を収めるためにはふたりのドライバーの競争心をうまくコントロールすることが非常に大事であると考えている。ハミルトンとボッタスのペアに関してメルセデスはうまく対処できており、そういう意味で今のラインアップは最強であるという。

2019年F1最終戦アブダビGP ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタス(メルセデス)
2019年F1最終戦アブダビGP ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタス(メルセデス)

「ドライバーたちの究極の目標はドライバーズタイトル獲得であり、その夢を追求していくものだ。その事実を受け入れつつ、彼らをうまく管理していく必要がある」とウォルフは言う。

「そのことが緊張を生み出すかもしれない。彼らの目標は必ずしもチームの目標と一致するとは限らないからだ」

「我々は、世界一成功したスポーツチームの仲間入りをするというメルセデスの目標を、ドライバーたちより常に優先させてきた。この数年、うまくそれができたことを誇りに思う」

「バルテリとルイスはとてもうまく協力し合っており、それと同時に激しく競い合っている」
「チームにとって非常にポジティブな状況だ。そういう意味で、我々は今後に向けて最高のドライバーラインアップを擁していると断言できる」

2020/01/06

ハミルトン、ジュニアカテゴリーの参戦費用高騰を憂慮「さまざまなドライバーがF1に挑戦できるような道を作りたい」

 F1チャンピオンであるルイス・ハミルトンは、ジュニアレベルのモータースポーツ選手権で戦うために必要な費用が高騰を続けており、それが将来の世界チャンピオン候補たちを遠ざけていないか憂慮していると語った。

 労働者階級の家庭で育ったハミルトンがレースの世界でチャンスをつかむことができたのは、ハミルトンの子供時代、父親が仕事を掛け持ちしてカートレースに出るための費用を工面してくれたおかげだった。

 ハミルトンは、現在、ジュニアクラスや中級レベルのレース参戦費用が高騰していることが、熱意あふれるドライバーたちを遠ざけていると感じ懸念している。ドライバーたちのなかにはハミルトンと同様の階級出身で、決定的な最初の一歩を踏み出すための資金援助を家庭からは望めない者もいる。

「モータースポーツはどこへ向かってしまったんだろうと考えている。たとえば今のF3を見ると、もはや以前と同じではない」と、ハミルトンは『Motorsport Week』に語った。

「GP3やGP2などのレースでもコストが上昇し続けている。総合的に見て、そこまでの高騰は必要ないはずだ」

「フォーミュラ・ルノーは、もう上位カテゴリーへの足掛かりという位置づけではなくなってしまった。カート参戦費用も、実際にはそこまでの必要がないのにどんどん跳ね上がっている」

2019年F1最終戦アブダビGP 表彰台
ハミルトンは、今後、若手ルクレールとフェルスタッペンが強力なライバルになると述べ、ふたりの実力を認めている

 ハミルトンは最近、自分にはモータースポーツ全般、特にF1を、もっと多様で誰にでも挑戦するチャンスがあるものにしたいという願望があるとして、実力ある女性ドライバーが登場してライバル全員をやっつけてしまうような場面を、早く見たくてたまらないのだと語った。

 若いドライバーをこのスポーツに引き入れ、能力を最大限発揮させることは、6度の世界チャンピオンであるハミルトンがレガシーを残すうえで「やるべきリスト」に明記した自身の務めなのだという。

「自分には何ができるのかを考えているところなんだ。ドライバーの多様性という目標は実現できないまま残ってしまっているし、これからもまだ当分は残ってしまうと思う」とハミルトン。

「僕にできることは限られているけれど、この目標は長期的に実現させたいという意味で、自分がやりたいことの優先順位でトップに置いている」

「自分には実際に何ができて、何に取り組んでいけるだろうかということを考えている。この目標をやることリストに加えるだけでなく、どうやって実際にF1と協働できるだろうかということだ」

「本当に実現させてみたいし、それによってインパクトのある違いを生み出したいと思っている」

 ハミルトンは、ドライバーとしての自分は、事業領域で意思決定を行う人たちの考え方をまだ完全には理解できていないとも語った。

「ビジネスの観点で考えられることは、僕の思考プロセスとは必ずしも一致しないからだ。だから今はまだ彼らの考え方を理解しようとしている最中だよ」

2020/01/06

ハミルトン、F1タイトル6度獲得もナイト爵の受勲ならず

 ルイス・ハミルトンは2019年にF1で自身6度目のタイトルを獲得したが、イギリスにおける2020年新年の叙勲対象に選ばれなかった。

 イギリスの叙勲方式の一部として、新年に騎士団の新たなメンバーと、その他の公式な爵位の叙勲者が発表される。

 これら爵位のなかでも最も栄誉あるのはナイト爵であり、ルイス・ハミルトンが叙勲された場合、「サー・ルイス」と呼ばれることになる。しかし、6度のF1タイトルを獲得して史上2番目に成功したF1ドライバーになったものの、ハミルトンの名前は2020年の叙勲リストに載っていなかった。

 ハミルトンがモナコに居住していることや、彼の納税方式がネガティブな要因となっているのではないかという議論が、イギリス国内ではソーシャルメディア上でしばしば議論されている。

「私はモータースポーツが特権的なスポーツだと見なされているのではないかと懸念している。多くの人々からは、反社会的スポーツであるとさえ考えられているかもしれない」と1996年のF1世界チャンピオンのデイモン・ヒルは語った。

「しかしながら、長年ルイス・ハミルトンとF1がイギリスのために世界中で貢献してきたことを見過ごすのは間違っていると思う」

 レーシングドライバーでナイト爵を受けたのは、ジャック・ブラバム、ジャッキー・スチュワート、スターリング・モスだ。だが彼らは全員、引退後にナイト爵を叙勲されている。そのため、ハミルトンもF1キャリアを終えた後に、この栄誉に浴することになるのかもしれない。

 一方で、プロテニスプレイヤーのアンディ・マリー、陸上競技選手のモハメド・ファラー、自転車競技選手のブラッドリー・ウィギンス、クリケット選手のアラステア・クックらは、現役中にナイト爵を叙勲している。

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2020/01/05

ブリアトーレ、フェラーリF1が集中すべきは「ハミルトンの獲得ではなくマシン開発」と助言

 フラビオ・ブリアトーレは、フェラーリはマシン開発の改善に集中するべきであり、6度の世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンの勧誘については忘れるべきだと語った。

 フェラーリの上層部はごく最近、ハミルトンに会っている。CEOであるルイ・カミッレーリはそのことを重要視してはいないものの、多くの人々が今年末で契約が終了するハミルトンに対し、フェラーリが動いているのではないかと考えている。

 フェラーリはメルセデスF1チーム代表であるトト・ウォルフの移籍先になる可能性もあるが、彼は他チームへの移籍を否定した。

 しかしブリアトーレは、フェラーリは優先順位を間違えてはならないと考えている。

「2021年にハミルトンがフェラーリに? 彼かシャルル・ルクレールだったら、私はルクレールを取るだろう。コストもそのほうが安くすむ」と華やかな経歴を持つ元ルノーF1チーム代表のブリアトーレは、イタリアの放送局『RAI』に語った。

「トト・ウォルフが2021年にフェラーリに行くと? 彼はメルセデスの株主だ。他のチームに雇用されて働くなど意味が分からない。それに、それでは問題の解決にはならない」

「フェラーリにはリーダーが必要だ。重要なのはマシンだ」

 また、ブリアトーレはルノーについて、報われることがほとんどないにもかかわらず、ドライバーに大金をばらまく典型的なケースであると指摘した。

「たとえばルノーは(ダニエル・)リカルドに対し大金を払ったが、マシン開発に投資したほうが良かっただろう」

「フェラーリは、メルセデスとの差が0.05秒のマシンを手に入れる努力をするべきだ。そのうえでドライバーが違いを生むんだ」

2020/01/03

ハミルトンの7度目のタイトル獲得を支援するメルセデスF1、チームオーダーなしのポリシーは2020年も維持

 メルセデスF1チームは、チームオーダーの発令について通常は消極的だ。メルセデスのポリシーは、ドライバーのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスに“同士討ちをするな!”という唯一の指示のもと、互いに自由にレースをさせることである。

 シーズン終盤、ハミルトンのタイトル獲得において重要な局面に差し掛かってから、ボッタスがサポート役に回るよう指示されることはある。

「我々は常にドライバー両名に対して中立的だと考えている」とメルセデスF1チーム代表のトト・ウォルフは語った。

「我々は彼らに平等な装備とチャンスを与えたいと思っているし、彼らもそのことを分かっている。メルセデス内部には隠された意図も政治もないのだ」

 2020年もこのポリシーは続くという。

「バルテリにとって素晴らしいシーズンになることを願っている」とウォルフは言う。
「だが同様にルイスがベストを尽くして7度めの世界タイトルを取り、ミハエル・シューマッハーの記録に並ぶことができるよう応援していることも確かだ」

 つまり、ハミルトンに7度目の世界タイトルを獲らせるためにボッタスよりも優遇することはない、ということのようだ。実際にメルセデスがどういう判断をするのかは、2020年シーズンの展開を見ていくしかないだろう。

2019/12/28

自己最高の戦果を記録したフェルスタッペン、2020年はF1王座獲得に集中/今宮純のF1ドライバー採点総括(後編)

 これを書かないと年を越せない。2019年シーズン、グランプリごとに『ベスト・イレブン』ドライバーを選び、☆数で採点してきた。それを基にF1ジャーナリストの今宮純氏が『2019ファイナル・ランキング』を一挙発表。後編は10位から1位までを紹介。

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■10位 ピエール・ガスリー/トロロッソ・ホンダ(FIAランキング7位)

ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)

 シーズン中に自らをバージョンアップしたガスリー。上層部の決定によりレッドブルからトロロッソに“配置交換”された夏休み明けの第13戦ベルギーGPから、前半とは違ういきいきしたレースをつらぬいた。レッドブル12戦で63点、トロロッソ9戦で32点。ブラジルGPの2位表彰台(18点)には二つの意味がある。チームのベスト・ランク6位を確定させたこと、みずから野心と自信を取り戻したこと。さらなるニュー・バージョンを2020年に期待しよう。

■9位 ランド・ノリス/マクラーレン(FIAランキング11位)

ランド・ノリス(マクラーレン)
ランド・ノリス(マクラーレン)

 ルーキーにとって最初の予選はプレッシャーがかかる。開幕戦オーストラリアGPのフリー走行1回目から3回目まで18番手だったノリス。そのときはアルボンのほうをマークしようかと迷った。しかし、なんとQ1でノリスが8番手に飛びこんできた。Q2も9番手で突破した。そしてQ3は8番手。19歳の衝撃が走った。全21戦を終えチームメイトのカルロス・サインツJr.に予選は<11対10>、決勝は<8対13>。課題が分かった2年目ノリスの“吸収能力”がマクラーレンを変えていく。

■8位 ダニエル・リカルド/ルノー(FIAランキング9位)

ダニエル・リカルド(ルノー)
ダニエル・リカルド(ルノー)

 ジェットコースターのように上がったら、急降下を何度も繰り返した前半数戦に彼はつかんだ。ローダウンフォース仕様ならやれる。第3戦中国GP7位、第7戦カナダGP6位(予選4番手)、第14戦イタリアGP4位(予選5番手)。上位争いではなくてもどこにいてもオーバーテイク・プレーを決めた達人(TVに映らなくてもラップチャートを見ればよく分かる)。

■7位 アレクサンダー・アルボン/レッドブル・ホンダ(FIAランキング8位)

アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)

 パドックでの好感度がしだいにアップ、新人には大切なことだ。3戦目の中国GPでピットスタートから10位、これでますます存在感を強めた。フリー走行時点ではミスしても決勝までに自己修正、果敢な「バトル・プレー」が上層部の夏の決断につながった。レッドブル・ホンダ昇格・初戦のベルギーGPスパでそのプレーをやって見せ5位、鈴鹿ではマックス・フェルスタッペンと予選同タイム3列目を。アピールできた後半9戦を終え、“エース”と組み合う2年目の進化が注目される。

■6位 セバスチャン・ベッテル/フェラーリ(FIAランキング5位)

セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

 キャリア13年目の“曲がり角”だったのだろうか。第7戦カナダGPの48周目、3コーナーをターンインできず芝生をカット、トップのままコースに戻ったプレーが断罪された。危険な行為に5秒タイムペナルティ、「53勝目を奪われた」と怒り心頭のベッテル。この事件後から彼はルクレールに予選でかなわず、コース上ではミスが相次ぎちぐはぐなレースがつづくようになっていった(スランプと言わざるを得ない)。それでも第15戦シンガポールの勝利と第17戦鈴鹿のPPに、『ふつうにあたり前のセブ』を見た気がする。

■5位 カルロス・サインツJr./マクラーレン(FIAランキング6位)

カルロス・サインツJr.(マクラーレン)
カルロス・サインツJr.(マクラーレン)

 オフに入り各国メディアが報じる数々の『19年ベスト企画』で、彼は上位にランクされている。まったく異議はない。2019年シーズンのドライバー採点で☆☆☆☆を6回、☆☆☆も含めるとサインツは中間チーム勢でもっとも多いのだ。キャリア5年、25歳の彼は年下の早熟年代と年上のベテラン世代のど真ん中、中間世代リーダーのポジショニングについた。

■4位 バルテリ・ボッタス/メルセデス(FIAランキング2位)

バルテリ・ボッタス(メルセデス)
バルテリ・ボッタス(メルセデス)

 わずかの差でサインツより上にノミネート、開幕序盤の2勝と3連続PPで満点☆を重ねたからだ。しかし、終盤の日本GPとアメリカGPで勝つまでが長い“足踏み状態”だった。1年を戦いきるさらなるメンタル・スタミナ力、それがそなわれば名実ともに『四天王』にきっとなれる。

■3位 シャルル・ルクレール/フェラーリ(FIAランキング4位)

シャルル・ルクレール(フェラーリ)
シャルル・ルクレール(フェラーリ)

 2000年代王者たちとくらべてまだ2年目の彼が際立っていたのは、落ち着いた態度と言動、芯の強さを秘めた振舞いだろう。シーズン当初にチームから“セカンド扱い”されるのを受け入れ、コース上で速さを示すことで周囲の見方を変えていった。

 19年のハイライトであるフェルスタッペンとの勝負を振り返ると、第9戦オーストリアGP終盤の3コーナーできわどくも彼にしてやられた。この雪辱を果たす場が日本GP、スタート直後のあの2コーナーだった――。これを書いている23日『2024年までの長期契約』が発表された。フェラーリは5年後までエースの座をルクレールに託した。

■2位 マックス・フェルスタッペン/レッドブル・ホンダ(FIAランキング3位)

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 ナチュラルなスピードとアグレッシブなバトル、武闘派らしい闘いで3勝+2PP+278ポイントの自己最高戦果を挙げた。レッドブルの『ビッグ・エース』はこの戦果にけして満足していない。2020年シーズンこそ開幕ダッシュを可能にするシャシーとパワーユニット(PU/エンジン)をと、いまから声高に望んでいる。

 フカヨミするなら“パフォーマンス条項”を担保するのか、「20年途中時点で万一満たされなければ?……」とも思えてしまう。22歳で『ビッグ・エース』に昇りつめたマックス、しゃれではないがテッペン王者になることしか頭にない(どこのチームであろうと)。

■1位 ルイス・ハミルトン/メルセデス(FIAランキング1位)

ルイス・ハミルトン(メルセデス)
ルイス・ハミルトン(メルセデス)

 これまでの採点で☆がつかないレースはなかった。全戦入賞・パーフェクト周回記録は素晴らしい。<チェッカー優先主義>をさらに高めたハミルトンだからこそ五冠から六冠をきわめた。

 PPは少なくても勝ち上がるレース・マネージメントは亡きニキ・ラウダ(70年代フェラーリ)のようであった。個人的に“2019タイプ・ハミルトン”を強く感じたのは、セルフ・マーケティング意識だ。F1レーサーでありながらあらゆる分野に関心を抱き、触発され、PR活動しようとしている。ここまでやり遂げたからいつヘルメットを脱いでもいいのだろうか。1年後のハミルトンを想像しながら後編を閉じよう。

PS 今シーズンもご愛読ありがとう。よいお年を、2020年シーズンを期待しましょう。

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2019/12/27

セナを崇拝するハミルトン「幼いころの僕にとってはスーパーマンだった」

 2019年、6度目のF1タイトルを獲得したルイス・ハミルトンは、子どものころの自分にとって伝説のF1ドライバーであるアイルトン・セナは憧れであり、スーパーマンのような存在だったと語った。

「子どものころ、テレビを見ていた僕は、誰かが何かすごいことをしていると思った。まるでスーパーマンみたいだ、とね」とハミルトンはセナについて話した。

「スーパーマンは僕のお気に入りのスーパーヒーローだった。(子どものころ)僕はスーパーマンになりたかったんだ」

「アイルトンのしていること、ひとりで困難に立ち向かっている様子を見た。幼いころ、スティーブニッジでいつもいじめられていた僕にとって、誰かが自分自身のために戦い、信念のもとに立ちあがるのを見るのは、感動的なことだった。彼には不屈の精神があり、ドライビングスタイルもアグレッシブだった」

「彼のスキルは本物で称賛されるべきもので、見ていた僕は感銘を受けた。彼はいまも伝説の人物であり、史上最高のドライバーのひとりとみなされている」

「彼は国全体を動かしたんだ。そんなことをしたドライバーが他にいたとは思えない。おそらく(ファン-マヌエル・)ファンジオくらいだろう」

「ダイアナ妃が亡くなった日、大勢の人たちが集まってその死を悼んだ。アイルトンが亡くなった時も、ほぼ同じことがブラジルで起きた。それはブラジルだけでなく、世界全体にとって、とても大きな出来事だったんだ」

2019/12/27

【SNS特集】F1ドライバーたちのクリスマス:ライコネンがトナカイに。アグリー・セーター、誰が一番ダサかっこいい?

 2019年のF1シーズン終了からおよそ1カ月。短いオフを満喫するF1ドライバーや関係者のクリスマスホリデーをSNSで紹介する。

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各ドライバーがリレー方式でクリスマスプレゼントを贈る“F1シークレットサンタ”。チョイスした商品でF1ドライバーのセンスが問われるなかなか興味深い企画だ。

各チームからのクリスマスメッセージ。
ウイリアムズF1は最終戦の地アブダビで撮影した写真のため、あまりクリスマス感がない?

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Season’s greetings from everyone here at Scuderia Ferrari #essereFerrari

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マクラーレンF1からはドライバーふたりによる15分を超えるクリスマス動画。

アルファロメオF1はオシャレなイラストでメリークリスマス!

ライコネンからも、ハッピーホリデー。

トロロッソ・ホンダのふたりからメッセージ

休暇中のハミルトンはスキーを満喫。

 2019年の思い出深い出来事として、ウイリアムズは、王者ハミルトンがシルバーストンでサー・フランク・ウイリアムズを乗せて走るホットラップの動画を公開。フランクの満足げな表情を見ていると、孫にお爺ちゃん孝行をしてもらっているような雰囲気も。当初予定していた1ラップを終え、「もう1周行く?」と尋ねるルイスに迷わず「もう1周!」と答えるフランク。レーシング魂はまだまだ健在だ。

ニコ・ヒュルケンベルグとケビン・マグヌッセンは愛犬とドライブ。

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merry christmas y‘all !

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クビアトの恋人ケリー・ピケさんは、愛娘と3度のF1ワールドチャンピオンである父ネルソンとクリスマスを過ごす。

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Penelope’s first Christmas ♥

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人前で着るのが恥ずかしい、「おばあちゃんからのクリスマスプレゼントの手編みのセーター」がその起源とされているアグリー・クリスマス・セーター。その悪趣味なセーターのダサさを逆手にとり、近年、欧米ではクリスマスにこれを着るのは当たり前の習慣となって定着している。

ここからは、F1ドライバーのアグリー・クリスマス・セーターでお楽しみ下さい。

ロマン・グロージャン。この程度のセーターでは、まだ奇抜な方向には振り切っていないデザイン? スイス・ジュネーブの自宅でクリスマスを楽しむグロージャン。

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Xmas spirit with @budgysmuggler by Sacha #r8g #xmas #home

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レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン&アレックス・アルボン。プレゼント交換するふたり。子供に戻ってはしゃぎまくり。

キミ・ライコネンが鈴の音を鳴らしながら楽しそうに登場。

ライコネンファミリー。キミからはもうひとつ。トナカイのセーターだってライコネンが着るとなぜかそれなりに様になってしまうから不思議だ。

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Merry Christmas from Räikkönen family!

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パーティーでは自らがトナカイになってしまった現役最年長F1ドライバー。数年前なら「着ぐるみを着てくれ」なんて、誰もお願いできなかったはず。

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Full blown circus today!

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ルノーF1のダニエル・リカルド&ニコ・ヒュルケンベルグ。ルノーF1はしっかりチーム名が入ったクリスマス用のセーターを作成。気合の入り方が他チームとは違う。

2019/12/27

「10年で最も稼いだスポーツ選手」のトップ10にハミルトンがランクイン

 アメリカの経済誌『フォーブス』が「過去10年に最も稼いだアスリート」としてトップ10のスポーツ選手の名前を挙げた。そのなかにレーシングドライバーとして唯一、6度のF1チャンピオンであるルイス・ハミルトンが含まれていた。

 該当する収入にはサラリー、プライズマネー、ボーナス、出演料、ライセンス収入などが含まれ、引退後の収入は除外された。

『フォーブス』によると、1位はボクサーのフロイド・メイウェザーだった。プロとして50戦全勝で世界5階級を制したボクサー、メイウェザーは、過去10年に9億1500万ドル(約1003億円)を稼いだ。

 2位、3位にはサッカーのクリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシが続いた。

 ハミルトンは10位で、10年間の収入は4億ドル(約438億円)だった。2007年にマクラーレンからF1デビューを果たしたハミルトンは、2008年に自身初のF1タイトルを獲得。2013年にはメルセデスに移籍し、2014年、2015年、2017年、2018年、2019年に王座に就いた。2020年にはミハエル・シューマッハーが持つ最多タイトル獲得回数7回に並ぶ可能性がある。

『フォーブス』による「過去10年に最も稼いだスポーツ選手トップ10」は以下のとおり。

1. フロイド・メイウェザー(ボクシング) 9億1500万ドル
2. クリスティアーノ・ロナウド(サッカー) 8億ドル
3. リオネル・メッシ(サッカー) 7億5000万ドル
4. レブロン・ジェームズ(NBA・バスケットボール) 6億8000万ドル
5. ロジャー・フェデラー(テニス) 6億4000万ドル
6. タイガー・ウッズ(ゴルフ) 6億1500万ドル
7. フィル・ミケルソン(ゴルフ) 4億8000万ドル
8. マニー・パッキャオ(ボクシング) 4億3500万ドル
9. ケビン・デュラント(NBA・バスケットボール) 4億2500万ドル
10. ルイス・ハミルトン(F1) 4億ドル

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2019/12/23

【動画】マクラーレンMP4-23からメルセデスW10まで。F1王者ハミルトン、6台のタイトル獲得マシンと再会

 メルセデスF1チームは、2019年に6度目のF1タイトルを獲得したルイス・ハミルトンを招待し、彼に栄光をもたらした6台のマシンと再会する機会を提供した。

 ハミルトンは2008年、2014年、2015年、2017年、2018年、2019年にF1チャンピオンとなった。タイトル獲得回数では2位で、2020年にはミハエル・シューマッハーの記録である7回に並ぶ可能性がある。

 メルセデスは、マクラーレンMP4-23・メルセデスからメルセデスF1 W10までの6台が並べられた場所にハミルトンを招待、そのシーンを撮影した動画を公開した。ハミルトンは、1台1台をじっくり眺め、「思い出への旅」と呼ぶこの訪問を楽しんだ。

2019/12/18

環境問題への意識が高いベッテル、ビーガン生活も体験

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、過去に6週間にわたって菜食を試し、その経験から多くのことを学んだと語った。現F1チャンピオンであるルイス・ハミルトンは2017年から菜食に転向、機会があれば常にビーガンであることのメリットをアピールしている。

 完全菜食主義者であることは、自身の健康に良いだけでなく、動物の世界に対する影響を考慮することにもなるのだとハミルトンは主張している。

 ベッテルは現在ビーガン食を取り入れてはいないものの、2018年に6週間にわたって厳しい菜食ベースの食事制限を行ったことがあるという。

セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)
セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)

「実験は6週間にわたり、そこから多くのことを学んだ」とベッテルは『Blick』のスイス人ベテランF1記者であるロジャー・ブノワに語った。

「何をどのように食べるかは自分次第だ。僕は集中的に菜食を試してみたけれど、誰にでも適切な食事というものはない。なぜなら人はそれぞれ違っているし、反応もそれぞれ違うからね」

 ベッテルは、菜食を取り入れることの可能性を否定することなく、自分に合った食事法を選ぶことが重要だと考えている。

「すぐに判断を下すのは好きじゃないんだ。すべてが正しいと言う人もいれば、すべてが間違っていると言う人もいる」とベッテルは付け加えた。

「僕に関して変わったことといえば、今では食べる肉の量を減らして、食品の質に前よりも注意を払うようになった。これはスイスでは比較的簡単なことだ。それから、より多くの野菜を摂るようになったよ」

 ベッテルは私生活を他人に明かさない主義で、ソーシャルメディアにその姿を投稿することはない。しかし彼と親しい人々は、ベッテルは多くのことに関心を持っており、おそらく平均的なF1ドライバーよりも社会的な変化を認識している知的な人物だと見ているようだ。

 2019年の夏、レース後のメディアセッション中にベッテルは、空のミネラルウォーターのボトルを地面に捨てている報道関係者を叱責したというエピソードも伝えられている。

 ベッテルは汚す側になるのではなく、解決する側になろうと努めている一方で、F1ドライバーの生活は、世界的な環境問題と相反していることも自覚している。

「でも僕たちはそうした行動を取るのは避けて、自分たちがどのように貢献できるのか、皆に考えるように促さなければいけない」とベッテルは主張した。

「ひとりひとりにできることがあるし、やらねばならないことがある。適切ではないことには、あまり意識を向けないようにすればいい」

「それよりも、自分で何ができるかということに目を向けるべきだよ。さもなければ、数年後には両目をこすっているようになるかもしれない」

2019/12/17

F1 CEOのキャリー、ハミルトンの長期にわたる現役続行を願いつつ下位カテゴリーの若手支援強化を約束

 F1のCEOを務めるチェイス・キャリーは、ルイス・ハミルトンが可能な限り長くグリッド上に留まることを望んでいるものの、素晴らしい才能を持つ若手が揃っているため、後継者には困らないだろうとの考えを述べている。

 ハミルトンは来季、グランプリレースでの14シーズン目を迎える。この長いキャリアのなかで、彼は84回の優勝と6度のタイトルを獲得してきた。このうち5回のタイトルは、圧倒的な優勢を誇るメルセデスとともに成し遂げたものである。

 34歳のハミルトンは、2020年末にメルセデスとの契約が期限を迎える。彼はリタイアの時期を示唆してはいないものの、キャリーはF1が誇るスーパースターであり、稼ぎ頭でもあるハミルトンが、さらに多くのシーズンを過ごすことを望んでいる。

「ルイスが永久にレースをしていてくれたらいいのに!」とキャリー。

「彼は素晴らしいチャンピオンだと思っているし、成功を収めているのは明らかだ。彼は我々のスポーツのヒーローであり、誰とも比べることなどできない」

「そして、我々が彼に永久にレースをしてもらいたいと願っても、そうはいかない。けれども彼にはまだチャレンジすべきことがあり、そうしたことに立ち向かう姿を見ていきたい」

 確かにハミルトンは、ミハエル・シューマッハの持つ7度のタイトル獲得という記録まで、あとひとつというところに迫っている。しかし伝説的存在のシューマッハに追いつくためには、ハミルトンは追い上げてくる若手たちから逃げ切る必要がある。

「我々は素晴らしい才能を持つ若手を多く擁している。幅広い層の才能ある若手がF1にやってくることは、何よりもエキサイティングなことだ」

「我々にはマックス(・フェルスタッペン)がいる。彼は何年かレースしてきているが、我々は彼がどれだけ若いかを忘れてしまっている」

「マックスにしろ、シャルル(・ルクレール)にしろ、ランド(・ノリス)にしろ、我々には素晴らしい未来があると思う。そして彼らがルイスと戦う機会に恵まれることを願っている」

「FIAとともに懸命に取り組み、F1の下に正しいピラミッドが構築されるようにしていかなければならないのだ」

 才能を持つ者がトップにたどり着けるよう、モータースポーツの運営組織はシングルシーターにおける道筋を整える努力を惜しんでおらず、F1に至るまでの道のりを支援している。

「我々が(F1に)来たときにはGP2があり、F3があり、GP3があった。すべてがばらばらで、F1にたどり着く工程がうまく調整されていなかった」とキャリーは説明した。

「我々は正しいピラミッドを形作るべく努力してきた。若いドライバーたちにチャンスを与え、彼らが注目を集め続けられるよう、そのピラミッドを強化していきたい」

「ドライバーがチャンピオンになるために、彼らが戦いを続けていくために。そして若手ドライバーが参入できるようにするためにだ」

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2019/12/13

F1チーム代表が選んだ2019年トップ10ドライバーが発表に。レッドブル・ホンダのふたりがランクイン

 各F1チームの代表が2019年に参戦したF1ドライバーたちを評価、その結果導き出されたドライバーベスト10が発表された。ルーキー3人がトップ10入りを果たしている。

 formula1.comは、F1チーム代表が選んだトップ10ドライバーの集計結果を発表した。この企画は、F1チーム代表にそれぞれ2019年のトップ10ドライバーを選んでもらい、F1ポイントシステムに従ってポイントを集計し、ランキングを導き出すというもの。各代表が誰を選んだかは公表されない。

 投票に参加した代表の名前は発表されており、フェラーリを除く9チームが参加したことが明らかになっている。

2019年F1ブラジルGPドライバーズパレード
2019年F1ブラジルGPドライバーズパレード

 1位は2019年に6度目のタイトルを獲得したルイス・ハミルトン(メルセデス)。2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3位はシャルル・ルクレール(フェラーリ)で、トップ3に3チームのドライバーが並んだ。

 また、2019年にF1デビューを果たした3人のドライバー全員が上位10人に入った。アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)は6位でルーキー最上位、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)が9位、ランド・ノリス(マクラーレン)が10位だった。

■F1チーム代表が選んだ2019年トップ10ドライバー

順位 ドライバー ポイント
1 ルイス・ハミルトン 169
2 マックス・フェルスタッペン 146
3 シャルル・ルクレール 124
4 バルテリ・ボッタス 68
5 セバスチャン・ベッテル 58
6 アレクサンダー・アルボン 57
7 カルロス・サインツJr. 55
8 ダニエル・リカルド 49
9 ジョージ・ラッセル 41
10 ランド・ノリス 38

※投票したチーム代表:シリル・アビテブール(ルノー)、クリスチャン・ホーナー(レッドブル)、アンドレアス・ザイドル(マクラーレン)、ギュンター・シュタイナー(ハース)、オットマー・サフナウアー(レーシングポイント)、フランツ・トスト(トロロッソ)、フレデリック・バスール(アルファロメオ)、クレア・ウイリアムズ(ウイリアムズ)、トト・ウォルフ(メルセデス)

2019/12/13

フェラーリ首脳「2021年に向けベッテルのモチベーションを確認」ハミルトンとの会談の重要性は否定

 フェラーリ社CEOのルイス・カミッレーリは、2019年に入って同社会長ジョン・エルカーンとルイス・ハミルトンが話をしたのは事実だが、2021年のF1ドライバーラインアップ決定において大きな意味を持つ話し合いではなかったと語った。

 メルセデスF1チームのハミルトンがエルカーン会長と会って話をしたことが、2019年F1シーズン最終戦アブダビGPの週末に明らかになった。それにより、2020年末でメルセデスとの現契約が切れた後、ハミルトンがフェラーリに移籍するのではないかという推測が高まっている。

 ハミルトン、バルテリ・ボッタス、セバスチャン・ベッテル、マックス・フェルスタッペンをはじめとする大勢のドライバーたちが、2020年末にそれぞれのチームとの契約期間の終了を迎える。

 2021年のフェラーリのラインアップにも注目が集まっているが、メディアを招いたクリスマスランチの場で、カミッレーリCEOは、ハミルトンとの会合の重要性を否定、ある社交行事において会話をかわしたにすぎないと語った。

「あれはある社交的な催しでのことだった。それが大げさに騒ぎ立てられている。ふたりに共通の友人がいただけのことだ」とカミッレーリCEOは述べた。

■フェラーリ「2021年ラインアップの決定は急がない」ルクレールとは長期契約

 フェラーリは2019年に加入したシャルル・ルクレールとは長期的な契約を結んでいるというが、チームメイトのセバスチャン・ベッテルとの契約は2020年末までとなっている。ベッテルとの契約を延長するのか、他のドライバーを起用するのかの判断が迫られる状況だが、急いで決めるつもりはないと、カミッレーリCEOは述べた。

「我々はひとりのドライバー(ルクレール)と長期契約を結んでおり、もうひとりのドライバー(ベッテル)との契約は2020年末で切れる」

「他のドライバーたち、特にルイスが我々のチームに入ることを希望してくれることを非常に光栄に思う。だが、今の段階で決めるのは時期尚早だ」

2019年F1第20戦ブラジルGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

 フェラーリ代表マッティア・ビノットは、ベッテルとの契約については、彼の意向とチームの方向性を確認した上で検討していくと述べている。

「何度も申し上げているとおり、私は今のラインアップで戦えることを幸運だと思っている」とビノットが語ったとFormula1.comが伝えた。

「セブについては、今後彼がどうしたいのかを理解しなければならない。それを確認するために、じっくり話し合いを行っていく必要がある」

「来年、戦略がどう展開するかを見ていく。パフォーマンスもそうだが、彼がマシンにどれだけフィットするか、今後に向けたモチベーションがどうかを確認しなければならない」

「つまり、彼がミスを犯すかどうかの問題ではない。彼が未来の自分をどう見るか、我々がラインアップをどう考えるかという問題なのだ」

2019/12/12

【動画】ハミルトンとロッシが互いのマシンを試乗、MotoGPとF1マシンでの走行を楽しむ

 6度のF1チャンピオンであるルイス・ハミルトンと9度のチャンピオンのMotoGPライダー、バレンティーノ・ロッシが、12月9日、マシンを交換し、スペイン・バレンシアで走行した。

 互いにレクチャーをした後に、ハミルトンはMotoGP仕様のヤマハYZR-M1に、ロッシは2017年型メルセデスW08に乗り込んだ。ハミルトンはSNSで「最高の一日」だったとコメントしている。

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2019/12/12

ルイス・ハミルトンとバレンティーノ・ロッシがマシン交換。ふたりのレジェンドがMotoGPとF1マシンで走行

 メルセデスF1チームのルイス・ハミルトンとMotoGPライダーのバレンティーノ・ロッシがマシンを交換して走行するという企画が、12月9日に実施された。6度のチャンピオンであるハミルトンはMotoGP仕様のヤマハYZR-M1に、9度のチャンピオンのロッシは2017年型メルセデスW08に乗り、スペイン・バレンシアで走行した。

 これはふたりの共通スポンサーであるモンスターエナジーによる企画で、ハミルトンがMotoGPマシンに乗るのは初めてのこと。ロッシは約10年前にフェラーリF1マシンでテストを行った経験を持つ。

 走行が行われた直後には写真などが公開されず、水曜にイタリアのLa Repubblicaは、ハミルトンがクラッシュしたと報じたが、ハミルトン本人がそれを否定、「ふたりともとてもうまくやれた。トラブルはまったくなかったし、最高の一日だったよ!」とSNSで発言した。

ルイス・ハミルトンとバレンティーノ・ロッシがマシン交換
ルイス・ハミルトンとバレンティーノ・ロッシがマシン交換

 Sky Sportsによると、ふたりとも挙動が乱れるシーンはあったものの、大きな問題はなかったという。ハミルトンは「小さなスピンを1回したが、マシンを壊してはいない」とコメントしている。

 ロッシはハミルトンのタイムから1.5秒落ちのラップタイムを記録、ハミルトンはロッシより4秒遅いタイムだったとSky Sportsは伝えている。

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