ベッテルの記事一覧

2019/12/13

フェラーリ首脳「2021年に向けベッテルのモチベーションを確認」ハミルトンとの会談の重要性は否定

 フェラーリ社CEOのルイス・カミッレーリは、2019年に入って同社会長ジョン・エルカーンとルイス・ハミルトンが話をしたのは事実だが、2021年のF1ドライバーラインアップ決定において大きな意味を持つ話し合いではなかったと語った。

 メルセデスF1チームのハミルトンがエルカーン会長と会って話をしたことが、2019年F1シーズン最終戦アブダビGPの週末に明らかになった。それにより、2020年末でメルセデスとの現契約が切れた後、ハミルトンがフェラーリに移籍するのではないかという推測が高まっている。

 ハミルトン、バルテリ・ボッタス、セバスチャン・ベッテル、マックス・フェルスタッペンをはじめとする大勢のドライバーたちが、2020年末にそれぞれのチームとの契約期間の終了を迎える。

 2021年のフェラーリのラインアップにも注目が集まっているが、メディアを招いたクリスマスランチの場で、カミッレーリCEOは、ハミルトンとの会合の重要性を否定、ある社交行事において会話をかわしたにすぎないと語った。

「あれはある社交的な催しでのことだった。それが大げさに騒ぎ立てられている。ふたりに共通の友人がいただけのことだ」とカミッレーリCEOは述べた。

■フェラーリ「2021年ラインアップの決定は急がない」ルクレールとは長期契約

 フェラーリは2019年に加入したシャルル・ルクレールとは長期的な契約を結んでいるというが、チームメイトのセバスチャン・ベッテルとの契約は2020年末までとなっている。ベッテルとの契約を延長するのか、他のドライバーを起用するのかの判断が迫られる状況だが、急いで決めるつもりはないと、カミッレーリCEOは述べた。

「我々はひとりのドライバー(ルクレール)と長期契約を結んでおり、もうひとりのドライバー(ベッテル)との契約は2020年末で切れる」

「他のドライバーたち、特にルイスが我々のチームに入ることを希望してくれることを非常に光栄に思う。だが、今の段階で決めるのは時期尚早だ」

2019年F1第20戦ブラジルGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

 フェラーリ代表マッティア・ビノットは、ベッテルとの契約については、彼の意向とチームの方向性を確認した上で検討していくと述べている。

「何度も申し上げているとおり、私は今のラインアップで戦えることを幸運だと思っている」とビノットが語ったとFormula1.comが伝えた。

「セブについては、今後彼がどうしたいのかを理解しなければならない。それを確認するために、じっくり話し合いを行っていく必要がある」

「来年、戦略がどう展開するかを見ていく。パフォーマンスもそうだが、彼がマシンにどれだけフィットするか、今後に向けたモチベーションがどうかを確認しなければならない」

「つまり、彼がミスを犯すかどうかの問題ではない。彼が未来の自分をどう見るか、我々がラインアップをどう考えるかという問題なのだ」

2019/12/06

不振の1年を過ごしたベッテルに元チームメイトのウエーバーが助言「専門家にアドバイスを求めるべき」

 元F1ドライバーのマーク・ウエーバーは、セバスチャン・ベッテルはオフシーズンの間に調子を取り戻すために、専門家のアドバイスを求める必要があると考えている。

 フェラーリのシーズン前の様子から、2019年開幕戦オーストラリアGPでは、ベッテルこそがルイス・ハミルトンの6度目のF1タイトル獲得を阻む最有力候補になると見られていた。

 フェラーリとベッテルにとっては今季もまた不振のシーズンとなったが、特徴的だったのはベッテルのミスおよび、全体的に彼より速く、多くのポイントを獲得したチームメイトのシャルル・ルクレールとの緊張関係だった。

 4度のF1世界チャンピオンであるベッテルの時代が終わりに向かっているのは自然なことであり、現在のフェラーリのリーダーであり将来を担うのはルクレールであると、考える人々も少なくない。

 ベッテルは2020年に真のタイトル候補に戻ることができるだろうか。5シーズンにわたりチームメイトとしてともに過ごしてきたウエーバーは、ベッテルは冬の間に彼自身について成すべきことが多くあると語った。

セバスチャン・ベッテルにインタビューをするマーク・ウエーバー
セバスチャン・ベッテルにインタビューをするマーク・ウエーバー

「セバスチャンのキャリアにとって、このオフシーズンはとても重要なものになると思う」とウエーバーは『Channel 4』に語った。

「彼は勝者でありファイターだ。だが彼には小さな欠点があって、人の言うことに耳を傾けることがうまくない」

 そして耳を傾けるということが、これからの数カ月のベッテルにとって一番重要なことであるとウエーバーは主張した。彼は周りの人々に助言を求めることをベッテルに促している。

「もし彼が人々からアドバイスを求める必要があるのなら、それは彼にとって未知の領域になると思う。なぜなら彼はキャリアの終盤に差し掛かっているからだ」とウエーバーは語った。

「だが彼は様々な専門家からのアドバイスを求める必要がある。同じような経験をした人々からも話を聞けるだろう」

「そうすれば、彼は新しい段階にある情熱とエネルギーを解放する方法を理解し、前に進める」

「今や彼には家に3人の子供がおり、来年は22戦が開催される。私には子供はいないけれど、本当に難しいことだろう。他のドライバーのなかにはそういう状況にない者もいるのだ」

「今年は(フェラーリにおける)彼の最悪のシーズンだった。来年に戻ってくるまでに、彼は大きな戦いをしなければならない」

2019/12/04

【動画】アブダビF1タイヤテスト1日目:ベッテルとペレスが接触、オコンがルノーR.S.19で初走行

 アブダビにおいてF1ピレリタイヤの合同テストが12月3日にスタートした。10チーム12人のドライバーが走行を行うなか、1年間F1から遠ざかっていたエステバン・オコンが正式に復帰し、ルノーで初走行を行い、注目を集めた。

 また、この日唯一のアクシデントとして、フェラーリのセバスチャン・ベッテルとレーシングポイントのセルジオ・ペレスが接触、ベッテルがスピンする場面があった。

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2019/12/02

ベッテル5位「DRSトラブルでソフトタイヤのアドバンテージを生かせず」:フェラーリ F1アブダビGP

 2019年F1アブダビGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは5位だった。55周のレースを4番グリッドからソフトタイヤでスタート、12周目にハードに、38周目にミディアムに交換する2回ストップで走った。

 上位の他のドライバーたちと異なりソフトタイヤでスタートしたベッテルだが、レース序盤、データサーバーのクラッシュにより全ドライバーがDRSを使えない事態になったことが、戦いに影響したと語っている。

 2019年ドライバーズ選手権で、ベッテルは5位を獲得した。

2019年F1第21戦アブダビGP チームと記念撮影をするセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
2019年F1第21戦アブダビGP チームと記念撮影をするセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=5番手
 スタート直後、行き場がなくなった。(序盤に)DRSが使えなかったことも不利に働いた。(前を走る)マックス(・フェルスタッペン)に対して僕にはタイヤのアドバンテージがあったけれど、そのタイミングでDRSが使えなかった。そして周回を重ねていくうちに、タイヤのアドバンテージは減っていったんだ。

 最初のピットストップの後、あまり速さがなかったのでもう一度ピットに入った。それによってポジションをふたつ落とし、ひとつは取り戻せたが、今日のメルセデスはとにかく速くて、それ以上は無理だった。

 全体的に見て、僕らは今年、期待していたようなシーズンを送ることができなかった。その理由ははっきりしているし、学習もした。来年はそれを生かして戦わなければならない。

 チームとして成長していく必要があるが、僕自身にとっても理想的な一年ではなかった。外から見るほど悪くはないにしてもね。小さなことが積み重なって、最終的に素晴らしくは見えないような状況に陥っていった。

 僕自身、もっといい仕事ができることは分かっている。進歩することが来年の目標だ。来年のマシンがライバルたちと戦えるような強力なパッケージであればいいね。この後はテストに集中し、休暇も楽しむよ。

2019/12/01

F1最終戦アブダビGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2019年F1最終戦アブダビGP予選でポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。

■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
セバスチャン・ベッテル 予選=5番手

2019年F1最終戦アブダビGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
2019年F1最終戦アブダビGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

 明日は4番グリッドからスタートする。今日のQ3は理想的ではなかった。最終セクターにいくつか速さを発揮できないコーナーがあり、ひどく苦戦したんだ。このコースは僕らとの相性が最高とはいえない。でも明日何ができるか、見ていくよ。
 セッション終盤の最後のランの時、アウトラップで全員が低速で走ったためにひどいことになった。その結果、僕の場合、アタックラップをスタートする時点でタイヤが冷えすぎていて、ターン1でコントロールを失ってしまった。そして(後ろを走っていた)シャルル (・ルクレール)に至っては、アタックを始めることさえできなかったんだ。

 僕らが最終コーナーで遅い理由は、他のマシンよりもスライドが多いからかもしれない。タイヤを適切に機能させることができずにいる。

 明日はベストを尽くすけれど、簡単なレースにはならないだろう。それでも機会をうかがっていく。そのために僕らは異なるコンパウンドのタイヤを選んだんだ。ソフトでのスタートが正しいかどうかは明日分かるだろう。

■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 予選=4番手

2019年F1最終戦アブダビGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2019年F1最終戦アブダビGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

 厳しい予選だった。4番手タイムを出した最初の走行ではいいアタックラップを走れた。でも、いつだって改善の余地はあるものだ。最後のアタックに間に合うよう戻れなかったのは残念だ。今日はポールには届かなかっただろうが、4番手よりもいい結果を出せるチャンスはあったと信じている。でも、時にはこういうこともある。
 レースに向けて、主に最終セクターでの走りを改善するための対策が必要だ。パフォーマンスが一番不足していたのはこのセクターだからね

 1年の最後のレースであり、チャンピオンシップ3位を取り戻す最後のチャンスだ。簡単ではないだろうが全力を尽くす。3位をかけて戦うためには、スタートでリスクを負わなければならない。何ができるかに目を向けていこう。

■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=3番手

2019年F1最終戦アブダビGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1最終戦アブダビGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 予選にはとても満足している。マシンの力をすべて引き出せたからだ。もちろん、ドライバーは常にポールポジションを目指しているし、それが無理でもポールにできるだけ近づきたいと思っている。でも今日の僕らにはこれが最大限の結果だった。これ以上の力はマシンに残っていなかった。
 カレンダーのなかには、特定のマシンが他より強くて、比較的容易に優れたセットアップを見つけ出せるようなサーキットがある。ここはメルセデスが得意とするトラックなんだ。彼らに比べると、僕らは最終セクターでベストな走りをするのが少し難しかった。

 バルテリがペナルティを受けることで、僕はフロントロウからスタートできる。それはレースにおいて有利に働くだろう。このコースはオーバーテイクが難しいから、スタートが重要だ。長いレースになるし、もちろんいつもどおり勝利を目指していく。メルセデスは速いだろうから、簡単ではないだろう。でもチーム全員で、彼らにプレッシャーをかけ、できる限り苦しめ、最後の最後まで戦っていく。

(FIA記者会見で語り)僕がこれ以上うまくやる余地があったとは思わない。まずまずの予選だった。全力を尽くしたが、届かなかった。完璧なラップというものはありえないが、いいラップだったのは確かだ。限界ぎりぎりまで攻めていた。ただ、彼ら(メルセデス)と比べるとグリップが足りないようだ。彼らは最終セクターがものすごく速い。僕らは最終セクターで遅れを取った。

 フロントロウからスタートできるのはいいことだ。でも(繰り上がりではなく)自分でその位置を獲りたかった。

 メルセデスにプレッシャーをかけ続け、何が起こるかを見ていく。もちろん現実的に考える必要がある。彼らはとても速い。それでもチャンスは十分あるから、レースのなかで状況を見ていくよ。

■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
バルテリ・ボッタス 予選=2番手

2019年F1最終戦アブダビGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)
2019年F1最終戦アブダビGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)

 おめでとう、ルイス(ハミルトン)。88回のポールポジションというのは素晴らしい記録だ。
 僕のラップもよかったと思うが、今日はルイスの方が少しだけ速かったみたいだね。異なるセッティングで予選に臨んだけれど、僕としては昨日の方が感触が良かったように感じる。

 いずれにしても今は明日のレースに集中している。レースでグリッドペナルティを受けて、後方からスタートすることを分かった上での予選だった。それでもできる限りプッシュしたが、明日に向けてタイヤを節約するためにQ2では1回しか走行しなかった。

 明日は面白いレースになると思う。できるだけ多くの順位を取り戻せるよう頑張るよ。チャレンジにはなるだろうが、楽しみにしている。

■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン 予選=1番手

2019年F1最終戦アブダビGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2019年F1最終戦アブダビGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)

 僕らにとってとてもいい予選だった。今年は予選が楽だったことなどなかったけれど、コツコツと取り組み、改善を図ってきた。
 昨日は少し苦労しており、今日に向けて改めて集中し直す必要があった。Q3に進んで、2回いいラップを走れるというのは、これ以上ないほど素晴らしいことだ。チーム全員の絶え間ない努力に、心から感謝する。

 両方のタイトルを獲得した後でも、プッシュし続けて、改善のために努力していかなければならない。そうしたことが、僕を奮い立たせるんだ。

 今年のマシンとは素晴らしい旅路を歩んできたから、ポールでシーズンを締めくくることができて最高の気分だ。まだ仕事の半分も終わっていないけれど、この結果によって、僕らはフェラーリやレッドブルと戦わなければならない明日に向けて、可能な限り最高のポジションを確保できた。

(FIA記者会見で、ドイツGP以来のポールを獲得した気分を聞かれ)前回のポールはもっと昔だったように感じる。サマーブレイクの後、どのドライバーも素晴らしい仕事をしていることで、かなりの接戦が続いている。自分の予選がひどい出来だったとは思わないけど、僕にとっての通常の水準には届いていなかったかもしれない。だから本当に満足だ。88回目だと言うが、全くそんな感じはしない。初めて獲ったみたいに新鮮な気持ちなんだ。あまりに久しぶりだからかもしれないね。今年最後の予選を5度目のポールで締めくくることができてうれしい。

2019/12/01

苦戦ベッテル、ソフトタイヤでのスタートを選択「他と異なる戦略でチャンスを見いだしたい」フェラーリF1

 2019年F1アブダビGPの土曜予選で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは5番手(1分35秒339)だった。バルテリ・ボッタスのペナルティにより、ベッテルは繰り上がり、4番グリッドからスタートする予定。

 チームメイトのシャルル・ルクレールはミディアムタイヤでのスタートとなるが、ベッテルはソフトを選んだ。フェラーリF1チーム代表マッティア・ビノットは「スタートタイヤの選択は難しく、決勝でチャンスをつかむために2台で異なる戦略を採ることにした」と説明している。予選トップ6のドライバーでソフトタイヤを選択したのはベッテルのみだ。

2019年F1第21戦アブダビGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
2019年F1第21戦アブダビGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
セバスチャン・ベッテル 予選=5番手
 明日は4番グリッドからスタートする。今日のQ3は理想的ではなかった。最終セクターにいくつか速さを発揮できないコーナーがあり、ひどく苦戦したんだ。このコースは僕らとの相性が最高とはいえない。でも明日何ができるか、見ていくよ。

 セッション終盤の最後のランの時、アウトラップで全員が低速で走ったためにひどいことになった。その結果、僕の場合、アタックラップをスタートする時点でタイヤが冷えすぎていて、ターン1でコントロールを失ってしまった。そして(後ろを走っていた)シャルル (・ルクレール)に至っては、アタックを始めることさえできなかったんだ。

 僕らが最終コーナーで遅い理由は、他のマシンよりもスライドが多いからかもしれない。タイヤを適切に機能させることができずにいる。

 明日はベストを尽くすけれど、簡単なレースにはならないだろう。それでも機会をうかがっていく。そのために僕らは異なるコンパウンドのタイヤを選んだんだ。ソフトでのスタートが正しいかどうかは明日分かるだろう。

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2019/12/01

「リスクを冒すしかなかった」とフェラーリF1代表。ルクレール、戦略失敗でラストアタックに間に合わず

 2019年F1アブダビGPの土曜予選で、フェラーリのシャルル・ルクレールは4番手(1分35秒219)だった。バルテリ・ボッタスのペナルティにより3番グリッドに繰り上がり、決勝はミディアムタイヤでスタートする。

 Q3最後のアタックのためセッション終了ぎりぎりにコースインしたルクレールは、アウトラップでトラフィックに遭い、チェッカーフラッグが振られる前にラインを越えることができず、2回目のアタックラップを走れずに終わった。

 フェラーリはこれについて、路面がベストなコンディションの時に走らせるため、終了間際まで待って2台をコースインさせたが、セバスチャン・ベッテルも、その後ろを走るルクレールも、前の集団がペースを落としたことで、アウトラップがうまくいかなかったと説明している。

 チーム代表マッティア・ビノットは、メルセデスに対してペースが足りないことが分かっていたために、リスクを取らざるを得なかったと語った。
「週末を通してセクター3で速さが不足していたため、予選で何かをする必要があると考えていた。Q3最初のランではポールに遠くおよばなかったため、コースコンディションが改善する最後の最後に出ていくことに決めた。タイトであることは分かっており、リスクを冒していることも自覚していた。だが、我々はリスクを冒す必要があった。残念ながらトラフィックに遭い、うまくいかなかった」

 ルクレールは現在ランキング4位で、3位のレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとは11点差。フェルスタッペンは2番グリッドからスタートする。

2019年F1第21戦アブダビGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2019年F1第21戦アブダビGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 予選=4番手
 厳しい予選だった。4番手タイムを出した最初の走行ではいいアタックラップを走れた。でも、いつだって改善の余地はあるものだ。最後のアタックに間に合うよう戻れなかったのは残念だ。今日はポールには届かなかっただろうが、4番手よりもいい結果を出せるチャンスはあったと信じている。でも、時にはこういうこともある。

 レースに向けて、主に最終セクターでの走りを改善するための対策が必要だ。パフォーマンスが一番不足していたのはこのセクターだからね

 1年の最後のレースであり、チャンピオンシップ3位を取り戻す最後のチャンスだ。簡単ではないだろうが全力を尽くす。3位をかけて戦うためには、スタートでリスクを負わなければならない。何ができるかに目を向けていこう。

2019/12/01

【動画】F1最終戦アブダビGP予選ハイライト

 F1最終戦アブダビGP予選はメルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、アレクサンダー・アルボンは6番手となった。そんな予選のハイライト映像がDAZNで公開されている。

■F1最終戦アブダビGP予選ハイライト

2019/11/30

【順位結果】F1最終戦アブダビGP予選

 2019年F1最終戦アブダビGP予選はメルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手、アレクサンダー・アルボンは6番手に入っている。

■F1最終戦アブダビGP予選結果

Pos No. Driver Team Time Laps
1 44 L.ハミルトン メルセデス 1’34.779 19
2 77 V.ボッタス メルセデス 1’34.973 16
3 33 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1’35.139 16
4 16 C.ルクレール フェラーリ 1’35.219 16
5 5 S.ベッテル フェラーリ 1’35.339 16
6 23 A.アルボン レッドブル・ホンダ 1’35.682 21
7 4 L.ノリス マクラーレン 1’36.436 17
8 3 D.リカルド ルノー 1’36.456 15
9 55 C.サインツJr. マクラーレン 1’36.459 17
10 27 N.ヒュルケンベルグ ルノー 1’36.710 18
11 11 S.ペレス レーシングポイント 1’37.055 13
12 10 P.ガスリー トロロッソ・ホンダ 1’37.089 12
13 18 L.ストロール レーシングポイント 1’37.103 14
14 26 D.クビアト トロロッソ・ホンダ 1’37.141 12
15 20 K.マグヌッセン ハース 1’37.254 14
16 8 R.グロージャン ハース 1’38.051 8
17 99 A.ジョビナッツィ アルファロメオ 1’38.114 6
18 7 K.ライコネン アルファロメオ 1’38.383 6
19 63 G.ラッセル ウイリアムズ 1’38.717 8
20 88 R.クビサ ウイリアムズ 1’39.236 6
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2019/11/30

ルクレール初日3番手「ライバルたちはまだ実力を見せていない」:フェラーリ F1アブダビGP

 2019年F1アブダビGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=7番手/2=3番手だった。FP1では1分39秒249、FP2では1分36秒642をそれぞれソフトタイヤでマークした。

 FP2ではメルセデス勢がトップ2に並び、ルクレールの下にはチームメイトのセバスチャン・ベッテルとレッドブル・ホンダの2台が続いた。

 ルクレールはFP2序盤にターン19で体勢を崩して、右側の両ホイールをバリアにヒット。しかし自力でピットに戻ることができ、マシンにダメージがないことが確認され、タイヤ交換のみで走行を再開した。

2019年F1第21戦アブダビGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2019年F1第21戦アブダビGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
シャルル・ルクレール フリー走行1=7番手/2=3番手
 最初のセッションではかなり苦労した。マシンバランスがあまりよくなかったんだ。でもその後、大きく前進することができ、FP2ではパフォーマンスがよくなっていた。FP2は予選、決勝と同様に夜間に行われ、似たコンディションであることを考えれば、ポジティブなことだよ。

 ここではタイヤのデグラデーションが重要なファクターとなる。僕らはセクター1とセクター2は速いと思うが、セクター3でのパフォーマンスを最適化していく必要がある。このことに集中し、さらなる改善を図りたい。

 ライバルたちのパフォーマンスは、実際はFP2で見せたよりもはるかに強力かもしれないので、明日どうなるか状況を見ていくよ。

2019/11/30

ベッテル、クラッシュでギヤボックスを交換「予期せぬスピンに驚いた」:フェラーリ F1アブダビGP

 2019年F1アブダビGPの金曜、フェラーリのセバスチャン・ベッテルはフリー走行1=5番手/2=4番手だった。FP1では1分38秒906(ミディアムタイヤ)、FP2では1分36秒691(ソフトタイヤ)を記録した。

 FP1終盤、ベッテルはターン19でスピンを喫してバリアにクラッシュ、その場でマシンを止めた。FP2の前にギヤボックスが交換されたが、これはレース用ギヤボックスでないためペナルティは受けない。

2019年F1第21戦アブダビGP クラッシュしたセバスチャン・ベッテルのフェラーリSF90
2019年F1第21戦アブダビGP クラッシュしたセバスチャン・ベッテルのフェラーリSF90

■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
セバスチャン・ベッテル フリー走行1=5番手/2=4番手
 このサーキットの中低速コーナーではライバルと比較してまだスピードが足りていない。セクター3で大きくタイムを失っている。タイヤの温度が上がり、マシンがドライブしづらい状態になるんだ。でも限界ぎりぎりの走りをしているときには、どんなマシンであっても走るのが難しくなるものだし、そうした状態で走るために僕らはここにいる。

 堅実な週末を過ごすために全力を尽くしていく。セットアップをさらに改善することができると思うから、その上で日曜にいい戦いができるかどうかを見ていこう。

 今日はバリアにぶつかった。スピンするなんて予期していなかったのでちょっと驚いた。リヤをしっかりコントロールしなければならないことは分かっていたが、うまくいかなかったんだ。少しついてなかったが、ダメージを受けたのは(ホイール)リムだけだったよ。

2019/11/29

ベッテル、第三子誕生でF1記者会見を欠席。アブダビ入りは木曜夜に

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、2019年F1最終戦アブダビGP前の木曜のスケジュールをキャンセルした。第三子誕生により妻ハンナさんのもとにとどまるためだ。

 ハンナさんは男の子を出産したと伝えられている。2014年にはエミリーちゃん、2015年はマチルダちゃんが生まれており、ベッテルは3人の子どものパパになった。

 ベッテルはFIA木曜記者会見の第一部に出席する予定だったが、これをキャンセルすることを許可された。アブダビには木曜夜に到着したものとみられる。

2019年F1第21戦アブダビGP木曜 サーキットに到着したフェラーリSF90
2019年F1第21戦アブダビGP木曜 サーキットに到着したフェラーリSF90

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2019/11/26

【あなたは何しに?】セナを敬愛するベッテルが今でも覚えている伝説のレース

 F1シーズンを転戦していると、いろいろな人との出会いがある。今回は、インテルラゴスでデモ走行したマクラーレンMP4/4の様子を見に来たセバスチャン・ベッテルがアイルトン・セナにまつわる思い出を語った。
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 2019年のF1第20戦ブラジルGPは、ブラジルが生んだ世界的英雄でもあるアイルトン・セナが、1994年のサンマリノGPで事故死してから25年目という節目のグランプリだった。そこで日曜日にA・セナが初めてタイトルを獲得した88年に乗っていたマクラーレンMP4/4を、A・セナの甥であるブルーノ・セナがドライブするというイベントが催された。スタンドに詰めかけた多くのファンは、「Obrigado Senna」(ありがとう、セナ)と書かれたフラッグを振って、天国のセナへ感謝していた。

2019年F1第20戦ブラジルGP 「Obrigado Senna」と書かれたフラッグを振るファンたち
2019年F1第20戦ブラジルGP 「Obrigado Senna」と書かれたフラッグを振るファンたち

 そのイベントに先駆けて、グランプリ開幕前日の木曜日にリハーサルが行われた。最初にステアリングを握ったのがマーティン・ブランドルで、これはおそらくイギリスのテレビ局の取材だったと思われる。

 その後、B・セナがステアリングを握ってインテルラゴスを数周した。すべてのリハーサルを終えて、B・セナが駆るマクラーレンMP4/4が特設テントがある1コーナーのアウト側へ帰っていくと、そこには多くの関係者やメディアたちが待ち構えていた。その中のひとりに、真紅のウェアを着た人物がいた。それは、セバスチャン・ベッテル。セナがドライブした伝説の名車を見にきたのだ。

セバスチャン・ベッテルもマクラーレンMP4/4を見学に訪れていた
セバスチャン・ベッテルもマクラーレンMP4/4を見学に訪れていた

 ルイス・ハミルトンやフェルナンド・アロンソなど、多くのドライバーがセナをヒーローとして愛する中、ベッテルは以前から「僕のヒーローはミハエル・シューマッハー」と公言してきた。しかし、それはベッテルがセナを尊敬していないという意味ではなく、ベッテルがカートを始めたとき、すでにセナがこの世を去り、遠い存在だったからにほかならない。

 ベッテルもまた、セナを敬愛するドライバーのひとりであることは、今年のブラジルGPでは左手首にセナをオマージュしたリストバンドをしていたことでもわかる。そんなベッテルはセナの思い出を次のように語る。

「父がセナのファンで、1991年にセナがブラジルGP初優勝したときのレースをテレビで一緒に見ていたことを覚えている。ギヤが壊れて、それでも走り続けて……優勝した直後に、体が動かなくなって……。あのレースは忘れられない」

 ベッテルは1987年生まれだから、4歳のときだ。

 じつは、ベッテルも2011年のブラジルGPでギヤボックスにトラブルを抱えるという同じような状況に遭遇した。そのレースのことをベッテルは次のように述懐する。

「レースのかなり早い段階でギヤボックスにトラブルが発生した。ピットからの無線でショートシフトでギヤチェンジしていた。それでもレースが進むにつれて、状況はどんどん悪くなっていくし、最後はあらゆる場所をかなり高めのギヤで走っていたよ。そのとき、アイルトンことが頭をよぎった」

 残念ながら、今年のブラジルGPではチームメイトと同士討ちに終わったベッテル。セナも多くの事故を乗り越えて、強くなっていった。最終戦に期待したい。

2019/11/25

フェラーリF1「ベッテルとルクレールの間にわだかまりは一切ない」代表の個別協議で同士討ち問題は終息

 フェラーリは、2019年F1第20戦ブラジルGPでセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールが同士討ちをした件で、チーム代表がそれぞれと話し合いを行い、問題はすでに終息したと述べている。

 ブラジルGP決勝終盤、ベッテルとルクレールは4番手をめぐるバトルのなかで接触、ともにリタイアを喫した。フェラーリがノーポイントに終わった後、チーム代表マッティア・ビノットは同士討ちを「愚かな行動」と述べ、フェラーリ社ジョン・エルカン会長は「非常に腹を立てている」と発言した。

2019年F1第20戦ブラジルGP決勝 リタイアしたセバスチャン・ベッテルのマシン
2019年F1第20戦ブラジルGP決勝 リタイアしたセバスチャン・ベッテルのマシン

 ビノットはレース後、マラネロのファクトリーで両者を交えて話し合いを行う予定であると示唆していたが、チームによると、“首脳会議”のようなものは行われず、レース後、通常行われているような形で代表とドライバーそれぞれとが一対一で話をしたという。

「先週の日曜以来、マッティアとドライバーたちは、通常どおり、日々、話をしてきました」とフェラーリのスポークスパーソンはBBCに対してコメントした。

「正式な首脳会議やビデオ会議といったものはありませんでした。ですが、すでにわだかまりは一切なく、私たちはアブダビに100パーセント集中しています」

 話し合いの詳細については明かされておらず、今後、ベッテルとルクレールがコース上で自由に戦うことが許されるのかどうかは不明だ。

 ひとつの説として、フェラーリは2020年序盤4戦を終えた段階でナンバーワンドライバーを決めて、その後はチームオーダーを出して彼のタイトル争いをサポートしていくつもりなのではないかともいわれている。

2019/11/24

フェラーリ会長、F1ブラジルGPでの接触でドライバーらに忠告。「フェラーリのためのレースであることを忘れてはならない」

 フェラーリ会長のジョン・エルカーンはセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールの両名に対し、フェラーリでの優先順位は、彼らの個人的な野心よりもチームの方が上であることを再認識させた。

 木曜日にトリノで開催されるエクソールの投資家会議に向けて準備をするなかで、苛立ちを隠せないエルカーンは、フェラーリのF1ブラジルGPを台無しにしたインシデントについて対処していた。

 ブラジルGP終盤に起きた2名の衝突は、フェラーリにダブルリタイアという恥ずべき結果をもたらした。

「私は大きな怒りを感じた」とエルカーンはメディアに語った。

「日曜日の出来事は私を大いに苛立たせただけでなく、フェラーリがどれだけ重要なのかを理解する機会にもなった」

「ドライバーたちがどれだけ優秀であろうが、彼らがフェラーリのためにレースをしていることを忘れることなどあってはならない」

「そして最も重要なことはフェラーリが勝つことであるのに、それは達成されていない。マッティア・ビノットはこの点を非常に明確に認識していた」

 エルカーンは失望してはいたものの、フェラーリの2019年シーズンについては称賛の言葉を述べた。

「ポールポジションに関して言えば、フェラーリにとって並外れたシーズンだった。残念ながらそのすべてがレース優勝に結びつくことはなかったが」

 先週日曜日の一件の後、チーム代表のマッティア・ビノットは話し合いのために、ルクレールとベッテルをマラネロに呼び出すことにした。そこで同士討ちの内容を見直し、最終的に責任の所在を明らかにすることになるだろう。

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2019/11/21

フェラーリF1代表「ドライバーの同士討ちは今起きて運が良かった」2020年に向けた問題解決に自信

 フェラーリF1チーム代表のマッティア・ビノットは、ブラジルでの同士討ちが2019年シーズンに起きたことは「運が良かった」と考えるべきであり、これにより2020年に起きるべきではないことを明確にできると述べている。

 ブラジルGP終盤におけるセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールの接触は、両名のリタイアという重大な損失をもたらす結果に終わり、フェラーリがこの先ふたりをどう管理していくべきかという疑問が投げかけられた。

 ビノットは、日曜日の失態にも希望を持てる面があるかもしれないと考えている。チームがベッテルとルクレールの間における将来の交戦規定を明確にし、望ましくない筋書きの繰り返しを避けることも可能になるからだ。

2019年F1第20戦ブラジルGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がシャルル・ルクレール(フェラーリ)と接触しリタイア
2019年F1第20戦ブラジルGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がシャルル・ルクレール(フェラーリ)と接触しリタイア

「私はこれは贅沢なことだと確信している。なぜなら彼らはふたりとも非常に優れたドライバーだからだ」とビノットは語った。

「彼らは互いに良き基準となっているし、彼らがいかに改善を果たしてきたかを我々は目にしてきた。それにシーズン後半のセブ(ベッテル)は、間違いなく非常に速い」

「だから全体的には恵まれていると、今でも言えると思う。同士討ちが起きた事実については、今シーズンのことで幸運だったとさえ言えるだろう。なぜなら来年になって同じことを起こさないよう、解明するチャンスがあるからだ」

「だから起きたことについては、将来に向けて明確にするためのチャンスだと、私は前向きに捉えている」

 日曜日のインシデントについては、衝突の責任の大半はベッテルにあるという意見が大勢を占めている。
 ビノットは今週ベッテルとルクレールをマラネロに呼び出し、関係者のみでミーティングを行う。ビノットはふたりに対して責任を自覚させ、ミスを受け入れそこから学ぶことを促すことになるだろう。

「ドライバーだろうがエンジニアだろうが、どのような役目を果たしていようが、ミスを認めることは重要だ。そのことだけが我々を成長させるのだから」とビノットは説明した。

「ふたりのドライバーにとって重要なのは、少なくとも冷静な状態のなかで、何が起きたのかを理解することだ。我々はともにマラネロで時間を取り、何が起こり、何が過ちだったのかを理解する」

「私は彼らを責めるつもりはない。彼らに気づいてもらいたいのだ」

2019/11/20

フェラーリF1代表、ブラジルGPの同士討ちに失望。ベッテルとルクレールをマラネロに呼び出しへ

 フェラーリF1チーム代表のマッティア・ビノットは、シャルル・ルクレールとセバスチャン・ベッテルを今週マラネロに呼び出し、日曜日のF1第20戦ブラジルGPで起きたふたりの手痛い同士討ちについて話し合いをするという。

 ベッテルとルクレールはレース終盤にチームメイト同士での激しいバトルを行ない、インテルラゴスのターン1でルクレールがベッテルを追い抜いた。

 しかしベッテルはターン3の立ち上がりでルクレールに追いつき、ストレートの右側からルクレールを追い抜こうとしたところ両者は接触。ルクレールは右フロントのサスペンションが破損、ベッテルは左リヤタイヤがパンクした。

 これによりふたりのフェラーリドライバーがレースからリタイアすることになり、チームは獲得できたはずの大量のポイントを失うことになった。

 ビノットはこのインシデントを「ばかげたミス」と評したが、どちらのドライバーに責任があるかについては言及を避けた。

2019年F1第20戦ブラジルGP 右サスペンションが壊れリタイアとなったシャルル・ルクレール
2019年F1第20戦ブラジルGP 右サスペンションが壊れリタイアとなったシャルル・ルクレール

 その後フェラーリはインテルラゴスでのレース後の記者会見をキャンセル。日曜日のうちに両ドライバーと簡単な話しかしていないビノットは、マラネロで関係者のみによる話し合いが行われることを明言した。

「ふたりのドライバーと話をしたが、今日起きたことについて再度彼らと話し合いをする時間を取り、またチームがすべての映像とデータを分析する時間も取ることになる」とビノットは語った。

「どのような判断が下されようとも、最も重要なことは我々が失望しており、ふたりはチームに対し申し訳ないと思うことだ」

「まず、ふたりのドライバーはチームに謝罪するべきだ。なぜなら原因は非常に小さな衝突だったが、それが大きな結果をもたらしたからだ。そしてこれは2度と繰り返すべきではない、ばかげた出来事だ」

 2019年シーズンにベッテルとルクレールが対立したのはブラジルGPで3度目となる。

 今年9月の第14戦イタリアGP予選では、ベッテルがルクレールに対し、スリップストリームを使わせなかったと非難。また第16戦ロシアGP決勝では、レーススタート時にルクレールが後方のベッテルにスリップストリームを使わせることでメルセデスに対し有利に立とうとしていた。しかし、トップに浮上したベッテルは、ルクレールと順位を入れ替えるというレース前に合意したはずのチームオーダーを無視している。

「最終的には、何が行われ、何が誤っていたのかを認識することが重要だ」とビノットは付け加えた。

「そしてドライバーだろうがエンジニアだろうが、どのような役目を果たしていようとも、ミスを認めるということは重要だ。そのことだけが我々を成長させるのだから」

「そういうわけで、何が起きたのか双方のドライバーが理解することが重要になると考えている。少なくとも言い争いなどはせず、全員がマラネロに集まって、何が起きたのか、何がミスだったのかを理解するのだ」

「私は彼らを責めてはいない。彼らが認識するかどうかだ」

2019年F1第20戦ブラジルGP決勝 リタイアしたセバスチャン・ベッテルのマシン
2019年F1第20戦ブラジルGP決勝 リタイアしたセバスチャン・ベッテルのマシン

2019/11/18

ルクレール「ベッテルがどんどん寄せてきて、最終的に接触した」:フェラーリ F1ブラジルGP

 2019年F1ブラジルGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは、チームメイトのセバスチャン・ベッテルと接触したダメージにより65周でリタイアした。

 エンジン交換によるペナルティで14番グリッドからスタートしたルクレールは、レース終盤には5番手を走行していた。前を行くベッテルよりも新しいタイヤを履いていたルクレールは前に出ることに成功するが、ベッテルはすぐに抜き返し、そこで接触が起きた。ルクレールのサスペンションは壊れ、ベッテルもタイヤがパンクし、ともにコース脇でマシンをとめてレースを終えた。

 レース後、スチュワードはこのアクシデントを審議したが、どちらかに責任の大半があるとはいえないとして、ペナルティは科さなかった。

2019年F1第20戦ブラジルGP セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレール(フェラーリ)
2019年F1第20戦ブラジルGP セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレール(フェラーリ)

■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 決勝=リタイア
 週末をこんな形で終えることになり本当に残念だ。チーム全員に申し訳なく思う。今日の僕らには速さがあり、たくさんのポイントを持ち帰れる見通しだった。

 すごくエキサイティングなレースをしていた。中団からスタートし、バトルをしながら順位を上げていった。レースの流れには満足していた。

 いずれにせよ、ここから先に進み、最善の形で協力し合って仕事を続けていく。アブダビに気持ちを集中させて、シーズンをできる限りいい形で締めくくりたい。

(Sky Sportsに語り)ターン1で彼を抜いた。僕としては楽しかったよ。その後、ターン3でセブが抜き返そうとしているのに気付いた。彼はアウト側を回り、あまりスペースはなかったけれど、僕は彼にスペースを残した。でもストレートの終わりに向かって彼はどんどんイン側に寄せ始めた。彼がインに入り込んだ瞬間に僕らは接触し、僕のタイヤがパンクした。

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2019/11/18

ベッテル「ルクレールを抜き返すチャンスがあったから仕掛けただけ。なぜ当たってしまったのか分からない」

 2019年F1ブラジルGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、チームメイトのシャルル・ルクレールと接触したことによるダメージによりリタイアした。

 2番グリッドからスタートで3番手に落ち、終盤も同位置を走っていたが、セーフティカー後のリスタートでレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンに抜かれて4番手に。その後ベッテルは、後方のルクレールにも抜かれてしまい、ポジションを取り戻そうとした時に接触が起きた。ルクレールはサスペンションが壊れ、ベッテルはタイヤがパンクし、それぞれコース脇にマシンを止めた。

 レース後、スチュワードはこのアクシデントを審議したが、どちらかに責任の大半があるとはいえないとして、ペナルティは科さなかった。

2019年F1第20戦ブラジルGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
2019年F1第20戦ブラジルGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=リタイア
 僕らはいい結果を出せたはずのレースで完走しなかった。今日一日をひと言で言うとそういうことになる。接触が起きたことは、特にチームにとって残念な出来事だ。2台ともポイント圏内を走っていたし、サーキットに来ているスタッフもファクトリーのスタッフも、チーム全員がハードワークをしてきたのだから。

 僕自身について言うと、マックス(・フェルスタッペン)には今日は届かなかったと思うが、それでもレースはうまくいっていた。これからシーズン最終戦に気持ちを集中させ、できるだけいい結果を持ち帰りたい。

(Sky Sportsに語り)右側にはあまりスペースがなかった。ターン3は僕の方がうまく立ち上がることができたので、仕掛けてみた。それだけのことだ。
 すでに僕の方が前に出ていたと思う。なぜ接触したのか分からない。

2019/11/18

【動画】フェラーリが同士討ちでリタイア/F1第20戦ブラジルGP決勝

 2019年F1第20戦ブラジルGP決勝、4番手、5番手で争っていたフェラーリのセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールがまさかの接触。2台はリタイアしセーフティカーの原因となってしまった。

2019年F1第20戦ブラジルGP決勝 セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールのバトル
2019年F1第20戦ブラジルGP決勝 セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールのバトル

2019/11/18

ホンダ1-2でブラジルGPフィニッシュ! フェルスタッペン優勝、ホンダ3台vsハミルトンのトップ4がラスト2周緊迫のバトル

 11月17日現地時間午後2時10分、ブラジルGP決勝が行なわれ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポール・トゥ・ウィンを飾った。チームメイトのアレクサンダー・アルボンは最終盤に接触し15位。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは2位表彰台、ダニール・クビアトは10位入賞を果たしている。

 この日は朝から晴天が広がり強い陽射しで気温が上昇。決勝スタートを迎える頃には気温20度、路面温度は49度まで上がった。ただし決勝を前に雲が増え、55度まで上がった路面温度はすでにじわじわと下がってきている。

 予選でパワーユニット(PU/エンジン)トラブルに見舞われノータイムに終わったカルロス・サインツJr.(マクラーレン)は全コンポーネントを新品に交換して決勝に臨むこととなった。

 Q3進出の中で10グリッド降格ペナルティで14番グリッドのシャルル・ルクレール(フェラーリ)はミディアムタイヤ。Q2までで敗退した10番グリッド以下ではルノー勢とクビアト、ウイリアムズ勢だけがミディアムを選び、その他は全車がソフトタイヤをスタートタイヤに選んだ。

 ポールポジションのフェルスタッペンはグリッドに向かうレコノサンスラップでコースオフを喫してしまったが、幸いにもマシンにダメージはなかった。

2019年F1第20戦ブラジルGP 決勝レーススタート
2019年F1第20戦ブラジルGP 決勝レーススタート

 スタートではフェルスタッペンがホールショットを奪い、その後方ではターン1でルイス・ハミルトン(メルセデス)がセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)のアウト側から大外刈りを決めて2番手に浮上。3番手ベッテル、4番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)、5番手アルボン、6番手ガスリー、7番手ロマン・グロージャン(ハース)とグリッド順のまま大きな混乱なくレースのスタートが切られた。

 ルクレールは1周目で11番手までポジションを上げ、2周目にさらにアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)を抜いて10番手に上がった。

 首位フェルスタッペンはファステストラップ連発の走りでハミルトンを引き離していく。キミ・ライコネン(アルファロメオ)は4周目のターン1でペースの上がらないグロージャンをかわして7番手に上がる。

 ルクレールも5周目のターン1でグロージャンを抜いて8番手に上がり、ライコネンの背後につくが6周目のターン9でタイヤをロックさせてしまう。それでも7周目のターン1でパスして7番手に浮上した。

 8周目のターン4でリカルドがマグヌッセンのインを突くが両者は接触。マグヌッセンはスピンオフして最後尾に落ち、リカルドはフロントウイングにダメージを負ってピットストップを余儀なくされた。このインシデントに対しリカルドに5秒加算ペナルティが科された。

 ルクレールは10周目のターン1でガスリーを抜いて中団グループを全てクリアし6番手へ。この時点で前のアルボンとは4秒差、トップのフェルスタッペンとは15秒の差が開いている。

 首位フェルスタッペンは2番手ハミルトンに2秒のギャップを付けて走行。3番手ベッテルはそこから3秒後、4番手ボッタスはそこから5秒後、5番手アルボンは3.5秒後、6番手ルクレールは3秒後と間隔が開いた状態でレースは膠着状態になる。

 中団グループも7番手ガスリーを先頭に各車が2秒前後のギャップを開けてタイヤを労りながら走行している。金曜とは違って暑いコンディションとなっているだけに、どのチームも慎重な走りに徹している。

 18周目にフェルスタッペンはタイヤのグリップ低下を感じややペースが落ち始め、ラップタイムはハミルトンが0.2秒速くなる。

 2番手ハミルトンは20周目に先にピットインしてアンダーカットを仕掛ける。首位フェルスタッペンはこれに呼応して翌周ピットインするが、ピットアウト時にウイリアムズのロバート・クビサが前にはだかり、あわやという場面もありハミルトンの後方でコースに戻ることになってしまった。

 しかしハミルトンはまだピットインを終えていないルクレールに抑え込まれ、ターン12で抜いたものの背後にフェルスタッペンが迫り、フェルスタッペンはそのままメインストレートでDRSを使ってインに飛び込んでハミルトンからポジションを奪い返した。

 フェルスタッペンとハミルトンはソフトを履いて2ストップ作戦を選択。一方のベッテルは25周目まで引っ張ってミディアム、ボッタスは26周目、ルクレールは29周目まで引っ張ってハードタイヤに履き替えて1ストップ作戦の可能性に賭ける。

 中団グループもこの間に1回目のピットストップを終え、7番手はガスリーが堅守して8番手ライコネン、9番手にジョビナッツィ、10番手ペレスという順位に変わった。中団上位勢はいずれもミディアムを履き、11番手まで浮上したリカルドと14番手のクビアトはソフト、12番手のノリスと17番手に落ちたヒュルケンベルグだけがハードを履いている。

 首位フェルスタッペンはハミルトンに3秒のギャップを付けるが、35周目あたりからタイヤカスのピックアップに苦しみペースが落ち始める。ハードのボッタスもペースは思わしくなく、チームはアルボンとの戦いを考慮して42周目にピットインさせハードタイヤを捨ててミディアムに履き替えた。

2019年F1第20戦ブラジルGP トップを走るルイス・ハミルトン
2019年F1第20戦ブラジルGP トップを走るルイス・ハミルトン

 ハミルトンも43周目にピットインしミディアムに履き替え、再びフェルスタッペンに対してアンダーカットを仕掛ける。フェルスタッペンは翌44周目にカバーに入ってミディアムに換えハミルトンの前で戻ることに成功した。

 ベッテルは49周目にピットインしここでフェルスタッペンが再び首位に立った。ハミルトンも1.5〜2秒の差で食い下がり、1ストップ狙いのアルボンは20秒後方。ベッテルは4番手でコースに戻ったがすぐにアルボンをパスして3番手に上がった。

 その12秒後方では5番手ルクレールと6番手ボッタスが激しい争いを繰り広げ、ペースはボッタスの方が速いものの巧みなブロックにあいコース上で追い抜きができない。そしてボッタスは52周目にリヤから白煙が上がり、53周目のターン3でストップしてしまった。

 ハミルトンはフェルスタッペンの背後に迫りDRSを得るのも目前となっていたが、ここでセーフティカー出動となりフェルスタッペンはすかさずピットインしてソフトタイヤに交換。

 これを見たハミルトンはステイアウトしミディアムタイヤのままトラックポジションを取り、フェルスタッペンは新品ソフトでハミルトンの後方2番手につける。

 3番手ベッテル、セーフティカー直前にピットインしていたアルボンが4番手、5番手ルクレールという上位勢となり、その後方では2回のピットストップを終えてガスリーが中団トップの6番手を維持し、7番手グロージャン、8番手サインツは1回ストップのみ、2回のピットストップを済ませたアルファロメオ勢は9番手ライコネン、10番手ジョビナッツィ、そして11番手にペレスとなった。

 レースは60周目に再開。フェルスタッペンは再開直後のターン1でアウト側からハミルトンを豪快にパスして首位を奪い返し、ターン4でアウト側に並びかけるハミルトンをしっかりと抑え込んで首位をものにした。ここからはみるみるギャップを広げていく。

 後方ではアルボンも同じようにターン1でアウトからベッテルを抜き去って3番手に浮上。後方のフェラーリ勢を必死に抑え込む。ハミルトンはペースが振るわず、アルボンはハミルトン引っかかるようなかたちになる。64周目のターン1ではベッテルにアウト側に並ばれるがインを守って3番手を堅守した。

2019年F1第20戦ブラジルGP決勝 セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールのバトル
2019年F1第20戦ブラジルGP決勝 セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールのバトル

 ベッテルは66周目のターン1でインに飛び込んだルクレールにポジションを奪われるが、ターン3出口でDRSを使って再び抜き返す。その際にベッテルの左リヤとルクレールの右フロントが軽く接触。これでルクレールのサスペンションは折れ、ベッテルもパンクしてラバーがフロアを大きく壊し、コース脇にマシンを止めてしまう。

 これを見たハミルトンはすかさずピットに飛び込んでソフトタイヤに履き替えるが、その直後にセーフティカーがコースイン。首位フェルスタッペン、2番手アルボン、3番手ガスリー、4番手ハミルトンとなり、ホンダの1-2-3という状況でフェラーリのマシン撤去が行われ、残り2周のところでセーフティカーがアウト。

 だが、リスタートと同時にターン1で4番手のハミルトンはガスリーを抜いて3番手へ。しかしターン10でアルボンのインに飛び込んだハミルトンはアルボンと接触。アルボンはスピンしてしまい、最後尾に落ち、ハミルトンもマシンをスローダウンさせ、ガスリーがハミルトンの前を奪い、ファイナルラップへ。

 左フロント翼端板にダメージを負ったハミルトンをガスリーがなんとか抑え込み、最終ラップのターン12でハミルトンに抜かれかけたかと思われたガスリーだったが、最終コーナーからの立ち上がりでハミルトンに抜かせず2位でチェッカードフラッグを受けて初表彰台を獲得した。そしてフェルスタッペンはそのまま首位でチェッカー受け今季3勝目を挙げ、ホンダは1-2フィニッシュを果たした。

 3位ハミルトン、4位サインツ、5位ライコネン、6位ジョビナッツィ、7位リカルド、8位ノリス、9位ペレス、10位にクビアトという結果になり、アルボンは15位でフィニッシュしたが、ハミルトンとアルボンの接触はレース後に審議となっている。

2019年F1第20戦ブラジルGP 表彰台
2019年F1第20戦ブラジルGP 表彰台に上がったマックス・フェルスタッペン、ピエール・ガスリー、ルイス・ハミルトン

2019年F1第20戦ブラジルGP ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)

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2019/11/17

F1第20戦ブラジルGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2019年F1第20戦ブラジルGP予選でポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。

■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
バルテリ・ボッタス 予選=5番手

2019年F1第20戦ブラジルGP予選日 バルテリ・ボッタス(メルセデス)
2019年F1第20戦ブラジルGP予選日 バルテリ・ボッタス(メルセデス)

 ここブラジルではいつものことだけど、今日もかなり接戦だった。でも僕には少し足りないものがあった。FP3で苦労して大きく遅れをとってしまったが、予選のなかで徐々に上位に近づいていった。Q3ではマシンのポテンシャルをほぼ最大限に引き出したと思う。
 Q3でのラップにはとてもいい感触を持っていた。あと100分の数秒くらいは引き出せたかもしれないけれど、今日はポール争いができるだけの速さはなかった。

 レースを2列目からスタートすることになるので、そこから何ができるのか楽しみだ。僕らのマシンはレースで強いけれど、レッドブルもロングランがかなりよさそうだ。明日はエキサイティングなレースになる。何が起こるか分からないから、前向きな気持ちで、良い戦いをするのを楽しみにしていよう。

■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 予選=4番手

2019年F1第20戦ブラジルGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2019年F1第20戦ブラジルGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

 最高の予選だったとは言えない。チームは素晴らしいマシンを用意してくれたから、今日はポールを獲るだけのポテンシャルがあったと思っている。
 Q3最初のラップの最終コーナーでミスをしてしまった。がっかりだよ。そこでコンマ3秒ほど失ったんだ。グリッドペナルティで中団からスタートすることが決まっていたから、大きな違いはなかったけどね。

 午前中のFP3では、レースペース改善を狙って、燃料を多く積んだ状態で走行した。僕らにとって一番改善の余地があるのは、このエリアだと思っているんだ。今朝学んだことを明日生かすためにベストを尽くすよ。

 ミディアムタイヤで予選Q3に進めたのはいいことだ。そのことでアドバンテージを得て、ポジションを上げられることを期待している。簡単なレースではないだろうが、できる限り多くの順位を取り戻して、表彰台をかけて戦えるよう、精一杯走るよ。

(formula1.comに語り)今日はポールを獲るのが無理だったとは思っていない。自分には本当にがっかりしている。大きなミスで少なくとも0.3秒は失った。完全に自分のせいだ。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。なのに僕は、ポールを獲る力があるマシンに乗りながら、自分の仕事をしなかった。

■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン 予選=3番手

2019年F1第20戦ブラジルGP予選日 ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2019年F1第20戦ブラジルGP予選日 ルイス・ハミルトン(メルセデス)

 難しい予選だった。接戦になることは分かっていたが、結局僕らにはポールを穫るだけのペースがなかったんだ。FP3では強さがあった。でも、予選になるとフェラーリとレッドブルが素晴らしいペースを発揮して、ストレートでかなり差をつけられてしまった。
 タイムを削っていき、最後のラップは僕らに可能な最高の出来だったと思う。マシンにはもう一滴の力も残っていなかったんじゃないかな。

 トップ3に入れてうれしい。このポジションなら、優勝争いにおいて良いチャレンジができるだろう。金曜に試したロングランではペースはよさそうだった。今シーズンを通して、そこが僕らの強みのひとつだ。明日は今週末初めて、路面温度が50度まで上がるかもしれないから、誰もが苦労することになるだろう。それを意識してセッティング作業に取り組んでいた。明日それが効果を発揮してくれるといいね。

(FIA記者会見で語り)僕らはライバルたちと比べるとパワーの面で劣っている。ストレートでマックス(・フェルスタッペン)にかなり負けていたと思う。ただ、僕らはストレートでのペースが足りないだけで、マシンの感触はとてもいい。決勝ではスティントの長さの面で有利にレースを進められるといいね。いずれにしても、フェラーリの2台に割って入れるというのはいつだってうれしいことだ。

■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 予選=2番手

2019年F1第20戦ブラジルGP予選日 セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
2019年F1第20戦ブラジルGP予選日 セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

 マックスのラップはとても速かったから、僕らとしてはフロントロウを確保できたことに満足している。期待どおりのパフォーマンスを発揮することができたし、ラップタイムがトップにわりと近かったのもよかったと思う。決勝に向けていいポジションをつかむことができた。
 マシンに改善を施したところ感触が良くなり、予選で強さを発揮した。決勝に向けて好調だと感じており、比較的楽観的に見ているけれど、実際どうなるかは明日にならないと分からない。少し気温が高くなるはずだから、タイヤのケアをすることと、正しい戦略を採ることが重要になる。

 それから良いスタートを切ることも大切だ。インテルラゴスでは天候が予測不可能で、晴れる可能性もあるが雨になるかもしれない。71周は長いレースだけれど、楽しくなると思うよ。

(FIA記者会見で語り)マックスの2回目のランのタイムには少し届かなかったから、正々堂々と戦った結果、僕らは負けたのだと認めなければならない。それにしても少し驚いたよ。彼らの速さにというより、彼らがストレートで速かったことにね。

 いつもならストレートでは僕らが一番速くて、その代わりコーナーで遅れを取る。でも今日はストレートで僕ら同様、マックスとアレックス(アルボン)も速かった。

 難しいレースになりそうだ。レッドブルとメルセデスの方がタイヤマネジメントがうまくできるからね。でも僕らには速さとパワーがある。だから慎重に考えつつも、楽観的に見ているよ。

■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=1番手

2019年F1第20戦ブラジルGP予選日 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第20戦ブラジルGP予選日 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 今日ここでポールを獲得できて、とてもうれしい。マシンとエンジンがともに強力なパフォーマンスを発揮した。昨夜、改善のための作業を行い、FP3の後にもマシンを最終調整した。その結果、予選でマシンが素晴らしい挙動を見せた。
 Q1からマシンは飛ぶように走り、Q3では温度の上昇により少し難しかったが、それでもマシンの感触はよかった。セクター2で最速タイムを出して、2番手に0.1秒以上の差をつけてポールを獲得できたのは、僕らとホンダが強力なパフォーマンスを発揮したからこそだ。

 僕らのマシンは通常レースペースがいいから、明日もそうであることを願っている。エキサイティングで楽しいレースになるはずだよ。明日をいい結果で締めくくりたいね。

(FIA予選トップ3記者会見で語り)僕らは一年を通してシャシー面でもエンジン面でも大きな改善を果たしてきた。これからもこの調子で作業を続けていくが、もちろん今シーズンの進歩についてはとても満足している。

(「キャリア2回目のポール」と言われて)今、2回目と言ったけど、僕は3回ポールを獲った。自分自身では(メキシコを含めて)これが3回目だと考えている。
 3回ポールを獲れたことはもちろんとてもうれしい。だけど、レースの回数はそれよりずっと多いのだから、もっと何度も獲りたいよね。

2019/11/17

ベッテル予選2番手「負けを認めざるを得ない。レッドブル・ホンダのストレートでの速さに驚いた」:フェラーリF1

 2019年F1ブラジルGPの土曜予選で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは2番手だった。Q1では1分08秒556、Q2では1分08秒050、Q3では1分07秒631をマーク。マックス・フェルスタッペンのポールポジションタイムとは0.123秒差だった。ベッテルは決勝をソフトタイヤでスタートする。

2019年F1第20戦ブラジルGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
2019年F1第20戦ブラジルGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 予選=2番手
 マックスのラップはとても速かったから、僕らとしてはフロントロウを確保できたことに満足している。期待どおりのパフォーマンスを発揮することができたし、ラップタイムがトップにわりと近かったのもよかったと思う。決勝に向けていいポジションをつかむことができた。

 マシンに改善を施したところ感触が良くなり、予選で強さを発揮した。決勝に向けて好調だと感じており、比較的楽観的に見ているけれど、実際どうなるかは明日にならないと分からない。少し気温が高くなるはずだから、タイヤのケアをすることと、正しい戦略を採ることが重要になる。

 それから良いスタートを切ることも大切だ。インテルラゴスでは天候が予測不可能で、晴れる可能性もあるが雨になるかもしれない。71周は長いレースだけれど、楽しくなると思うよ。

(FIA記者会見で語り)マックスの2回目のランのタイムには少し届かなかったから、正々堂々と戦った結果、僕らは負けたのだと認めなければならない。それにしても少し驚いたよ。彼らの速さにというより、彼らがストレートで速かったことにね。

 いつもならストレートでは僕らが一番速くて、その代わりコーナーで遅れを取る。でも今日はストレートで僕ら同様、マックスとアレックス(アルボン)も速かった。

 難しいレースになりそうだ。レッドブルとメルセデスの方がタイヤマネジメントがうまくできるからね。でも僕らには速さとパワーがある。だから慎重に考えつつも、楽観的に見ているよ。

2019/11/17

フェルスタッペンが自身2度目のポールポジション獲得!ホンダPU勢は3台がQ3進出/F1ブラジルGP予選

 11月16日現地時間午後3時、F1第20戦ブラジルGPの予選が行なわれレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得した。チームメイトのアレクサンダー・アルボンは6番手に入っている。

 暑くなると予想されていた土曜日のサンパウロだが、フリー走行3回目はまだ雲も多くそれほど温度は上がらず。それでも午後になると陽射しは強くなり、予選は気温20度、路面温度35度という金曜よりも10度以上高いコンディションで行なわれることとなった。ただし事前に予想されていたほどの猛暑ではない。

 Q1から各車がソフトタイヤでコースイン。先頭でコースインしたロバート・クビサ(ウイリアムズ)はここで投入した今季2基目のESSとCEの確認走行で、そのままタイムを記録することなくピットに戻った。上位勢では5分を過ぎたところでフェラーリ勢が最初にコースイン。セバスチャン・ベッテルが1分8秒556を記録しシャルル・ルクレールも0.036秒差で続いた。

 これに対してアルボンが1分8秒503で上回り、フェルスタッペンはさらに1分8秒242を記録してアルボン0.261秒差をつける。メルセデスAMG勢はタイヤのオーバーヒート症状に苦しんでフェラーリ勢のタイムにも届かず、トップはフェルスタッペン、2番手アルボンとレッドブル勢が1-2。しかしルクレールが周回を続けてタイムを短縮して2番手に上がり、3番手アルボン、4番手ベッテル、5番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)、6番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)という上位勢。

 中団グループ最上位は7番手ケビン・マグヌッセン(ハース)、8番手ランド・ノリス(マクラーレン)となった。カルロス・サインツJr.(マクラーレン)は最終コーナーの立ち上がりで加速を失ってピットに戻り、ノータイムのまま最下位で予選を終えた。

 残り3分で上位勢以外は2回目のアタックを行ない、ここにフェラーリ勢も新品ソフトを履いて加わる。

 トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは9番手でQ1通過を決めたのに対し、ターン6〜7でやや姿勢を乱してターン8でロックさせてしまったダニール・クビアトは、連続でアタックを試みるがターン12でスライドしてしまい、充分なタイムを記録することはできず0.032秒差の16番手でQ1敗退となってしまった。17番手にランス・ストロール(レーシングポイント)、18番手・19番手がウイリアムズ勢、そしてサインツがQ1敗退となった。

 Q2では各車がガレージで待機する中、2分半を経過したところでようやくメルセデスAMG勢が先頭でコースイン。各車ともソフトタイヤでアタックするが、10グリッド降格が決まっているルクレールは決勝の戦略を考えてミディアムタイヤを履いてのアタックとなった。

 ここでフェルスタッペンが1分7秒503でトップに立つが、ミディアムのルクレールも0.385秒差の2番手と善戦。ベッテルは0.547秒差の3番手、4番手ハミルトン、5番手アルボン、6番手ボッタスは0.585〜0.729秒差でQ3進出を確実なものとした。ハミルトンはタイヤのオーバーヒートを防ぐため、タイヤウォーマーを外した状態でタイヤを装着し、ブロワーの熱風でブレーキだけを温めてコースに送り出すという手段を採った。

 中団グループのQ3争いは7番手ロマン・グロージャン(ハース)から15番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)までが0.3秒差という大接戦。残り3分で各車が2回目のアタックに向かい、メルセデスAMG勢とルクレールもソフトタイヤでQ3に向けた練習を行なうが、レッドブル勢とベッテルはタイヤをセーブするためピットに留まった。

 最後のアタックでアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がターン8でスピンを喫して黄旗が出され、結果的にほとんどのドライバーがタイム更新ができずに7番手グロージャン、8番手ガスリー、9番手マグヌッセン、10番手キミ・ライコネン(アルファロメオ)というQ3進出となった。11番手ノリス、12番手ダニエル・リカルド(ルノー)、13番手ジョビナッツィ、14番手ヒュルケンベルグ、15番手セルジオ・ペレス(レーシングポイント)という結果となった。

 Q3でも各車がソフトタイヤでアタックを行ない、フェルスタッペンはターン9の出口で宴席の外側までタイヤを落としてしまい挙動を乱す。それでもベッテルを0.008秒上回ってトップに立った。ただし0.105秒差で3番手のルクレールもターン12で宴席の外側までワイドになってタイムを落としている。メルセデスAMG勢はハミルトンが0.238秒差の4番手、ボッタスが0.251秒差の5番手と振るわず、アルボンは0.312秒差ながら6番手となった。

 残り2分半で各車が最後のアタックへ。今度はレッドブル・ホンダ勢が先頭でコースへ入っていった。

 フェルスタッペンはここで自身のタイムをさらに0.1秒縮めて1分7秒508を記録。ベッテルとルクレールはタイムを更新できず、ハミルトンが0.191秒差の3番手へ。ボッタスが4番手、アルボンが6番手。これでフェルスタッペンはハンガリーGP以来となる自身2度目のポールポジション獲得を決めた。

 中団グループトップの7番手にはガスリーが入り、グロージャンは0.017秒差で8番手、ライコネンが9番手、マグヌッセン10番手という予選結果になった。

2019年F1第20戦ブラジルGP予選3番手となったルイス・ハミルトン(メルセデス)
2019年F1第20戦ブラジルGP予選3番手となったルイス・ハミルトン(メルセデス)

2019年F1第20戦ブラジルGP 予選PP:マックス・フェルスタッペン、2番手:セバスチャン・ベッテル、3番手:ルイス・ハミルトン
2019年F1第20戦ブラジルGP 予選PP:マックス・フェルスタッペン、2番手:セバスチャン・ベッテル、3番手:ルイス・ハミルトン

2019年F1第20戦ブラジルGP予選ポールポジションのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第20戦ブラジルGP予選ポールポジションのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

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2019/11/17

フェルスタッペンがポールポジション獲得【順位結果】F1第20戦ブラジルGP予選

 2019年F1第20戦ブラジルGP予選はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得した。チームメイトのアレクサンダー・アルボンは6番手に入っている。

■F1第20戦ブラジルGP予選結果

Pos No. Driver Team Time Laps
1 33 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1’07.508 12
2 5 S.ベッテル フェラーリ 1’07.631 15
3 44 L.ハミルトン メルセデス 1’07.699 16
4 16 C.ルクレール フェラーリ 1’07.728 20
5 77 V.ボッタス メルセデス 1’07.874 17
6 23 A.アルボン レッドブル・ホンダ 1’07.935 14
7 10 P.ガスリー トロロッソ・ホンダ 1’08.837 22
8 8 R.グロージャン ハース 1’08.854 16
9 7 K.ライコネン アルファロメオ 1’08.984 20
10 20 K.マグヌッセン ハース 1’09.037 15
11 4 L.ノリス マクラーレン 1’08.868 13
12 3 D.リカルド ルノー 1’08.903 12
13 99 A.ジョビナッツィ アルファロメオ 1’08.919 14
14 27 N.ヒュルケンベルグ ルノー 1’08.921 12
15 11 S.ペレス レーシングポイント 1’09.035 14
16 26 D.クビアト トロロッソ・ホンダ 1’09.320 10
17 18 L.ストロール レーシングポイント 1’09.536 9
18 63 G.ラッセル ウイリアムズ 1’10.126 9
19 88 R.クビサ ウイリアムズ 1’10.614 9
NC 55 C.サインツJr. マクラーレン DNF 2
1 2